1位を目指しちゃダメ!限界の檻に囚われない「目標設定の仕方」
リオデジャネイロオリンピックで、日本は連日メダルラッシュ。
トップアスリートたちの華々しい活躍が報道されています。彼らは4年に1度の大舞台で、どのように自分の持つ力を出し切り、大きな記録を打ち立てているのでしょうか?
『限界の正体 自分の見えない檻から抜け出す法』(為末大著、SBクリエイティブ)の著者は、『侍ハードラー』の異名をもつ元プロ陸上選手。現在は会社経営やアスリートの社会的自立支援、陸上競技の普及活動など、幅広く活躍されています。
本書で著者は、「限界」とは人間がつくり出した思い込みであり、人は自分でつくった「限界の檻」のなかに入り込んでしまっていると主張しています。
「限界の檻」から抜け出すことができれば、自分の才能をもっと発揮できるのです。
今回は本書から、「限界の檻」に囚われないための目標設定の仕方をご紹介します。仕事で伸び悩んでいる人、努力しているのになかなか結果がでない人はぜひ参考にしてみてください。
■結果を出す選手ほど小さな目標を優先する
オリンピック選手というと、小さなころから夢に向かって一心不乱に努力を重ねてきた人というイメージがありますよね。