脳の前頭前野が鍛えられる!1歳からOKな算数力のトレーニング
など、数字を入れて言葉をかけてあげると、さらに効果的です。
(3)「タイマー遊び」で時間感覚を磨く
秒針のあるアナログ時計を使い、1分間「アーーー」と声を出し続ける遊びです。
日常にあるもっとも身近な数字は「時間」です。1分の長さを体感することで、時間というもの自体の意味をつかむ手助けになります。
息が続かなくても大丈夫。「ちょっとお休みして、また声を出してね」と声がけし、親子で楽しく声出し遊びをしてみましょう。
(4)ひとケタのたし算・ひき算の「お経式暗算法」
ひとケタ同士、答えもひとケタのたし算、ひき算をお経のように唱えるトレーニング。
暗算をくりかえすと、神経細胞のつながり(シナプス)ができて関連細胞の数も増え、前頭前野がよく働きます。
本書には、おふろに貼ってたのしめる「お経式暗算法」ミラクルシートがついていて、すぐに取り入れることができるのも、うれしいですね。*
脳のトレーニングは早いほどいい、ということも、脳の研究から明らかになっています。
脳は外からのはたらきかけによって刺激を受け、神経細胞の間にシナプスというつながりができていきます。この刺激への反応がもっとも活発になるのが1~3歳ごろなのです。