たった1分でOK!心理学のプロが教える「自分が変わる集中法」
です。
つまり逆にいえば、2分間だけ同じものに集中していられるのであれば、それは「集中力が持続している」と考えることができるわけです。
著者が「1分間」と同時に「2分間」にもこだわるのは、そんな理由があるからです。
なんに対しても一瞬でどんどん目移りしてしまう習慣になんとか歯止めをかけ、「2分間だけ」集中して読んだり書いたりすることができるのであれば、それが意味を持つということ。
集中力に関してはそこから一段階、新しいゾーンに踏み込むことができるというわけです。
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本書で著者がその重要性を強調しているのは、「時間を忘れるほど没頭してしまうこと」の意味。
そこにはたしかに、短時間で完全集中するためのヒントがありそうです。
(文/作家、書評家・印南敦史)
【参考】
※佐々木正悟(2016)『短時間で「完全集中」するメソッド』大和書房
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