アポがとれる確率は30件に1回!確率論で考えて大量行動すべし
という確率。
そのように考えれば、29回そっけなく断られることのダメージが少なくなるということ。
なお大量に電話をかけ続けた結果、2期連続でトップの営業成績になったというのですから、そこには強い説得力があります。
■1冊目は33の出版社に企画書を郵送
著者は13冊もの本を書いてきた人物で、いまでも多くの執筆依頼を受けるそうですが、6年前に初めての本を出したとき、出版業界に知り合いはひとりもいなかったのだそうです。
そんなときにも、役に立ったのがビリーフ。具体的にいうと、「人生における願望は、大量行動すれば実現する」というビリーフを適用したというのです。
そこで、まず考えたのは、多くの出版社に自分の本のアイデアを見てもらおうということ。
自分の本棚に並ぶ、大好きな本を出版している会社をリストアップし、計33社に一気に企画書を郵送してみたのだそうです。
すると、2日後に2件、面会の連絡が。さらにはその2にも4件と、次から次に連絡が来て、最終的に11社からのオファーを受けたというのです。
大量行動をした結果、新人でありながら出版社を選べる立場でスタートできたということ。
そんな経験があるからこそ、著者は、「大切なことは確率論で考え、大量行動する」