話は3つにまとめるべし!ジブリのプロデューサーから学ぶ仕事術
これは鈴木氏だからできることだという見方もありますが、極力自分の都合で予定を出した方が先方も対応しやすくなるといえるでしょう。
著者自身も現在この方法を実践しているといいます。また、予定を立てるときには必ず「余白」を作っているそう。
毎朝業務が始まるまでの1時間のほか、月曜の午後と水曜の午後に2時間ほどスケジュール表に「空けておく」と書いて予定を入れないようにします。
月曜はその週にやるべき仕事について考え、水曜は煩雑になった思考を整理するために充てているといいます。じっくりと考える時間を作ることで対策を練ったり、問題を解決することができるのです。
忙しいというのは仕事の量というより、精神的にキャパオーバーになっている状態。
毎朝課題を種類別に分けて、あまり時間のかからないことならどんどん片付けていくと、頭の中にも余白が生まれます。
それによって集中して考えたり、正しい判断を行ったりすることができるのです。
■3:話すときは全体像を明確に伝える
鈴木氏の話は、ものすごく論理的でも独創的な発想を語るわけでもないのに、その場にいる人を引き込む魅力があるといいます。
鈴木氏は話の前に必ず「大きく3つあります」