くらし情報『「まさか私ががんに…」治療期間はなんと10年間!乳がんになった私の闘病記【体験談】』

2023年12月3日 09:10

「まさか私ががんに…」治療期間はなんと10年間!乳がんになった私の闘病記【体験談】

「まさか私ががんに…」治療期間はなんと10年間!乳がんになった私の闘病記【体験談】


乳がんと診断された私。受けた手術や治療内容のほかに、抗がん剤治療による副作用、術後のリンパ浮腫の発症についても紹介します。

乳がんと診断されたのは30代半ば

私が乳がんと診断されたのは、30代半ばです。左胸の乳首付近が硬くなっていたので、念のために近所の乳腺外科を受診しました。クリニックで受けた検査は、乳房超音波検査のエコーです。女医さんが私の胸を触って、触診もおこなってくれました。すると、その女医さんから針生検(組織の一部を採取し、調べる組織診の一種)を勧められたのです。

何度も出向くのは面倒だったので、その日のうちに針生検を受けました。
後日、結果を聞くためにクリニックを訪れてみたところ、女医さんから別の病院を受診して治療を受けたほうが良いと言われました。そのときは、はっきりと「がんです」とは言われませんでした。ただ、がん専門病院の紹介状を受け取った時点で、自分が乳がんだということを悟りました。

がん専門病院でいきなり告知

紹介状を持ってがん専門病院を訪れると、担当の男性医師から「乳がんですね。切除したほうがいいでしょう。その前に抗がん剤をやりましょう」と言われました。いきなり告知をされた上に、治療のスケジュールを説明されたので、動揺している暇もありませんでした。

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