くらし情報『乳がんで左乳房の全摘出手術が決定。入院手術がまさかの年末年始となり…【体験談】』

2022年10月24日 22:40

乳がんで左乳房の全摘出手術が決定。入院手術がまさかの年末年始となり…【体験談】

12月のイメージ


私は2021年の秋、かかりつけの乳腺クリニックで乳がん定期検診を受け、左乳房に腫瘍(しゅよう)が見つかり、がんの疑いでがん治療拠点病院に転院しました。「どうかがんじゃありませんように」と、祈るような気持ちで検査を重ねましたが、11月初めに乳がんの告知。その乳房を全摘出手術することになりました。この話は、私の入院手術のタイミングがまさかの年末年始に決まり、家族と離れて年末年始を過ごした体験談です。

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決定!入院日はクリスマス

クリスマスプレゼントのイメージ


世間のクリスマスムードが高まる11月末。乳腺科の先生から「手術の日、12月27日はどう? 」とお話がありました。さらに「入院期間は、手術日前後を合わせて10日から2週間は空けておいてください」とのことでした。

私は家族と楽しく過ごすはずの冬休みを思い、すぐの返事をためらいました。年末年始をゆっくり過ごし、英気を養ってから手術を迎えたい気持ちもあり、手術日は仮押さえにしてもらいました。ただでさえ初めての全身麻酔や長時間の手術、同室になるのはどんな人たちだろうかと不安が多い入院生活。

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