2023年10月30日 08:10
肩凝りだと思ったら思わぬ病気の場合も…更年期症状の1つでもある肩凝り。受診の目安は?【医師監修】
<肩凝りの予防法・対処法>
・姿勢(巻き肩、猫背など)を改善する
・同じ姿勢を長く続けない
・良質な睡眠を取る
・肩を温めて筋肉の血行をよくし、疲労を取る
・適度な運動やストレッチ、体操をする
・入浴し、体を温める
・冷えを防ぐ(冷房対策、栄養バランスの取れた食生活)
・眼精疲労にも気を付け、目を休める
「パソコンやスマホの影響で肩が前に来ている方がとても多いです。しっかりと肩甲骨を寄せて胸を開き、耳の真下に肩が来る状態を維持するようにしましょう。
また肩凝りの予防・改善のためには、良い睡眠を取ることがとても重要です。人間は寝ている間に日中の活動で壊れた筋膜などを修復します。睡眠が短い、質が悪いと、壊れた部分を修復できないまま、蓄積していくのです」(中村先生)
肩凝り緩和のためにマッサージに通う方もいますが、有効なのでしょうか。
「マッサージをおこなうと血行がよくなるので、肩凝りの症状が緩和することがあります。ただ、強く押し過ぎると筋肉の繊維が壊れてしまうことも。もみ返しがあるほど強いマッサージはおすすめできません」(中村先生)
まとめ
「ただの肩凝りだから…」と侮らず、痛みがあってつらいときは受診することが大切です。