2023年11月26日 22:40
やりがちだけどNG!食べ過ぎなくても太る「モナリザ症候群」に共通する習慣とは【医師解説】
モナリザ症候群は、この交感神経と副交感神経のスイッチの切り替えがうまくできないことで消費カロリーや代謝が落ち、それほど食べなくても太りやすくなる状態を指しています」(黒田先生)。
モナリザ症候群の原因となるNG習慣とは?
メリハリのない、だらだら習慣が原因
なぜ、交感神経と副交感神経のスイッチの切り替えがうまくできなくなるのでしょうか。
「緊張モードとリラックスモードのメリハリがついていれば、問題なくスイッチの切り替えはできるはずです。
しかし、例えば
- 朝、決まった時間に起きない
- 人と会って話さない日がある
- 1日中、部屋着で過ごす
- 運動よりだらだらするのが好き
- お風呂はシャワーで済ませる
- 夜、ついスマホを見ながら夜更かししてしまう
といった、緊張感のない生活、またはリラックスがない生活を続けていると、自律神経のバランスが乱れてしまうのです。最近ではコロナ禍でリモートワークが増え、家で1日中過ごすことが増えたことも要因でしょう」(黒田先生)
更年期のホルモンバランスも一因
「また、女性ホルモンのバランスの乱れが自律神経にも影響しています。女性ホルモンが低下する更年期は特に自律神経が乱れやすいので、注意が必要です」