2024年1月6日 21:40
高級カーディーラーに行くと店員に「貧乏人に売る車はない!」⇒仕方ないので隣のディーラーに向かった結果
「いいかげんにしろ! 自分の力で稼いだこともないくせに人の家庭や仕事のことをとやかく言って、何さまなんだよ? いくら金持ちだろうと、お前みたいにはなりたくない」
あのとき、普段物静かな彼にハッキリ言われ、クラス中から白い目で見られたマリは、顔を真っ赤にして怒っていました。
その後、私たちは高校を卒業。マリは遠方の大学へ進み、私や彼は地元で就職したのでした。
それなら隣のディーラーへ!
マリとの思い出なんて、ネガティブなものばかり。私は彼女に背を向け、隣のディーラーへ行こうと決意しました。するとマリは、「あ、帰るのねぇ。ありがとうございました~」とニヤニヤしながら店中に聞こえるように言ったのです。そこで私は、同じくらい大きな声で宣言しました。
「ええ、隣のお店で10台買いますね!」
それを聞いて年配の男性店員がすっ飛んできました。「申し訳ございません! この者がご無礼を……」
彼はどうやらマリの父親、このディーラーの店主のようです。私は、貧乏人扱いされて帰るように言われた経緯を説明。彼は必死で平謝りでしたが、マリはまだ「だってこいつ、お金もないのに……」と私をにらみつけています。