くらし情報『ついに認知症が始まった!? 入院した父が急に話さなくなったその理由は【体験談】』

2024年1月30日 11:10

ついに認知症が始まった!? 入院した父が急に話さなくなったその理由は【体験談】

父さん、本当は自分でトイレに行きたいのだよね?」
ゆっくりゆっくり母が読んでみせると、父はじっと文字を見つめてうなずいたそうです。口にはしたくないし、口にしても愚痴になる。決して現状に納得しているわけではない。父の中にはやはり葛藤があるのだとわかりました。

その後、母は面会時間に父から言葉を引き出そうとするのはやめて、少しでも父の気持ちを和らげようと、黙って手をさすってあげるようにしたとのこと。すると、父はじっと母の顔を見て、家族の話、畑の話にうなずいてくれるようになったそうです。

まとめ

高齢になるとなかなか言葉が出にくくなると言います。もともと寡黙だった父は、さらに話さなくなりましたが、病院の方々から様子を聞いたことで、父の思いに気付くことができました。
会話や反応がないからといって、まったく理解していないとか認知症だとかすぐに決めず、父の気持ちのほうに寄り添っていきたいと思いました。

※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。

マンガ/山口がたこ

ウーマンカレンダー/シニアカレンダー編集室

著者/あさみ(55歳)
平日はお勤め、週末は農業。

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