2024年1月26日 11:10
「父親の次は母親の介護…!?」介護休暇の申請で乗り切った私の介護体験談【体験談】
父親が自宅療養になったものの、以前の状態に戻るまではもうしばらくかかるため、自宅でのトレイまでの移動やお風呂の付き添いなど、日常生活で介助することが必要となり、母親と私が交代で介助をおこなっていました。とはいえ、60代後半の大柄な父親を介助するのは結構大変な労力で、最初は力任せでやっていたのもあって介助するほうが疲労困ぱい状態でした。
そんなある日、ベッドからの立ち上がりを介助しようした母親がバランスを崩し、フローリングでしりもちを付いてしまいました。その後、激痛に襲われた母親は、腰椎圧迫骨折(腰の椎体という部分に外から圧力がかかって起きる骨折のこと)していたことがわかったのです。
両親の介護がスタート
母親は、固定のコルセットを付けて療養することとなり、私が両親の介護をおこなうことになってしまったのです。父親のほうは、リハビリ効果もあって回復に向かっていたのが幸いでした。家事はもちろんですが、生活動作の介助を2人分しなくてはならないという、とんでもなくハードな日々を送ることになりました。とにかく、私が倒れないようにとしなくてはと思い、母親が落ち着くまで会社には介護休暇を申請することに。