くらし情報『骨粗しょう症の診断を受けた母「骨折が怖い」と部屋に引きこもるように…家族の打開策は【体験談】』

2024年2月28日 10:10

骨粗しょう症の診断を受けた母「骨折が怖い」と部屋に引きこもるように…家族の打開策は【体験談】

ある日、床に落ちている物を拾おうとかかんだ際に背中からの異音を察知した母は、さらに運動することに対しての恐怖心が募っていったようです。このままでは運動療法を始めるのも難しいと考えて、医師に相談することに。そこで教えてもらったのが、寝たままおこなえる運動です。うつ伏せに寝た状態でクッションをおなかのあたりに置いて、背筋の力だけで胸を持ち上げる背筋運動なら、ベッドに寝たままでも骨と筋肉を鍛えられて母にも合っていると感じました。

母のために家をリフォーム

運動療法を続けていくうちに、母の骨量と筋量は少しずつ改善されていきましたが、骨折を怖がってベッドから出たがらない状態は変わりませんでした。母が安心できるように何かしてあげられることはないか、家族と話し合ってるときに考えた対策が自宅のリフォームです。床のバリアフリー化に加えて、廊下や部屋に手すりを取り付けることで、転倒を心配せずに自宅の中を歩き回れます。リフォームを済ませてからは母も部屋から出ることが増えてきて、ストレッチなどの運動も始めるようになりました。
手すりがあることで安心感が高まったようでした。

まとめ

私の母の場合、骨粗しょう症は骨だけではなく心も弱る病気だと感じました。

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