2024年2月17日 02:40
「え? 肌だけじゃないの?」コラーゲン不足が加速させる意外な老化とは【医師解説】
2.女性ホルモンの減少
「コラーゲンは合成されるときにビタミンCや鉄分などいろいろな成分を材料にするのですが、女性ホルモンも使われます。閉経に向けて女性ホルモンは減るため、コラーゲンの合成力も落ちていきます。コラーゲンは30代前半をピークに減少するといわれています」。
3.光老化
「紫外線の影響もあります。長い年月にわたって紫外線に皮膚や髪がさらされていると、コラーゲンが減少することがわかっています」。
減るままに放置するとどうなる?
体の老化を加速させることも!
30代前半をピークに減り続けるというコラーゲン。減ったままにすると体にどんな影響が出るのでしょうか。
「肌や髪だけでなく、体全体に影響がありますね。
一例を挙げると……
●皮膚・肌
肌の潤いがなくなり、ハリや弾力が失われ、シワなどの原因になります。そのような状態の肌が紫外線対策をしないまま浴び続ければ、シミやソバカスが増える原因になります。
●爪
コラーゲンは健康的なピンク色の爪のためには欠かせません。爪の根元はコラーゲンの保湿効果で乾燥を防ぎながら新陳代謝を促進します。コラーゲンが不足した爪は、割れる・欠けるなどの影響が出てきます。