くらし情報『「え? 肌だけじゃないの?」コラーゲン不足が加速させる意外な老化とは【医師解説】』

2024年2月17日 02:40

「え? 肌だけじゃないの?」コラーゲン不足が加速させる意外な老化とは【医師解説】

また、縦に筋が入った爪もコラーゲン不足が原因だと言われています。

●骨・軟骨・関節
コラーゲンの減少は骨の強度や骨密度に影響を及ぼしているといわれています。閉経後、女性ホルモンの減少で加速する骨粗しょう症にもコラーゲン不足が関係しています。関節の滑らかさにも関係しているため、コラーゲン不足は関節痛の原因となります。

●血管
血管の主成分もコラーゲンです。コラーゲンにより血管の弾力性を保っているため、不足すると動脈硬化の原因にもなります。また、コラーゲンには血管を修復させる機能もあります。不足すると修復機能が衰えて血管がもろくなり、脳卒中も引き起こしやすくなります。


●脳
脳もコラーゲンが成分となっているため、不足すると認知機能などさまざまな弊害が起きます。物忘れは典型例ですね。

コラーゲンが不足すると以上のような老化・不調が表れやすくなります。コラーゲンは美容面だけでなく健康面でもとても重要な働きをしているのです」(黒田先生)。

まとめ

40歳を過ぎるころから年々ひどくなっている物忘れ。老化と諦めていましたが、まさかのコラーゲン不足も原因とは。美肌についても諦めかけていた私ですが、物忘れや認知機能の低下は周囲に迷惑がかかるのでこれ以上の悪化はできるだけ防ぎたいところ。

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