くらし情報『「がんは怖いけれど治療中は幸せだった」子宮頸がんになり気付いたことは #子宮頸がんゆる闘病記 16』

2024年2月24日 22:10

「がんは怖いけれど治療中は幸せだった」子宮頸がんになり気付いたことは #子宮頸がんゆる闘病記 16

「死ぬかも」という恐怖で、アドレナリンが出まくってのかな?
そのせいか、感覚という感覚もやたらと過敏になりました。

大切な物のそばにいるだけで「幸せでたまらん!」と興奮状態に至るようになって……。
ナチュラルにラリっていたのでしょう。

この後、治療がヘビーになるにつれて、この感覚はどんどん強くなっていきました。

そして、実家には以前よりちょっとだけ多く帰るようになりました。
仕事よりも、夫や小鳥や友人を優先するようになりました。それまで無趣味ゆえのワーカホリックだったのですが、趣味でもないのだから、仕事は最優先でやることじゃないな、と考えるようにもなりました。

そして、今に至ります。


要するにというか何というか、がんは怖いけれど、治療をしている間、私は結構幸せだったのです。

その感覚は、今も続いています。
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不思議なことに、人混みにいても、とりだまりさんにとって大事な人だけがやたらとカラフルに見えるようになっていったそう。病気をきっかけに、自分にとって大事な人や物に気付くということがあるのですね。

※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。

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