くらし情報『「がんは怖いけれど治療中は幸せだった」子宮頸がんになり気付いたことは #子宮頸がんゆる闘病記 16』

2024年2月24日 22:10

「がんは怖いけれど治療中は幸せだった」子宮頸がんになり気付いたことは #子宮頸がんゆる闘病記 16

2015年に子宮頸がんが判明した、とりだまり まどさんの闘病体験を描いたマンガ。おなかの膨らみが大きくなっていることに気付き、婦人科を受診したとりだまりさん。専門施設での細胞診でがんの可能性が高いことがわかり、がんの専門病院で詳しい検査を受けた結果、がんが確定。両親や仕事関係者にがんを報告しました。ある書籍編集者からは秒で仕事を切られてショックを受けて……。

目の前の景色が鮮やかに見えるように

仕事関係者にがんの報告をするとあっさりと仕事を切られてしまったとりだまりさん。がんの治療が終わったとしても復帰する場所がないことをしんどいと思っていました。しかし、他の編集者に連絡するとやさしい言葉をかけてくれる人も多く、復帰を「待つ」と言ってくれた人たちがいたことで勇気づけられました。


そして、がんの判明から1カ月過ぎたころから、目の前の景色が変わり出して……。

子宮頸がん16

子宮頸がん16

子宮頸がん16

子宮頸がん16

子宮頸がん16

子宮頸がん16


子宮頸がんが判明して約1カ月過ぎたころから、なぜか世界の見え方が変わりました。

私の場合は、世界が一気に鮮やかに見えるように。

その鮮やかさと言ったら、まるで原始の森にいるみたい。
なんというか、私にとって必要な物たちの色だけが、とてもとても濃いのです。

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