2022年4月18日 00:10
「私は非日常側の人間」病人感強めのアイテムを手に入れて感じたこと #大腸がんらしい
2020年5月に大腸がんが発覚した、おさしみ1番さんの体験を描いたマンガを紹介します。
今回は、腸閉塞手術の翌日にレントゲン撮るときのエピソード。レントゲンを受けに車椅子で移動したおさしみ1番さんが、感じたあることとは……。
★最初から読む:「もしかして新型コロナ?」体調不良とおなかの違和感がずっと続いて… #大腸がんらしい 1
レントゲン室まで、車椅子を押してもらい移動しました。
ちなみに、病棟を移動する際などは、必ず腕に付けたネームバンドを読み込ませます。
日中の病院は、私のように入院中に受診する人、外来で来ている人、お見舞いに来た人、働いている人など、老若男女さまざま。
同じ空間にいるけれども、「自分は非日常の側にいるんだな……」というレントゲンを待つわずかな間に感じました。
車椅子という強めのアイテムも手に入れて、病人感がますます出ましたし。
このとき、私が感じた違和感をもう少し説明しようと思います。
私が感じた違和感は、例えるなら浪人時代に味わった、世の中に所属しているようで無所属な、心もとない感じに似ていると思います。
浪人経験者にしかわからないかもしれませんが、ちょっとでも伝わるといいな。