2022年2月11日 02:40
「40歳のある日、突然体が動かなくなった!」息が上がり、頻脈、動悸も…精密検査の結果は【体験談】
2週間に1回、通院でほぼ1日がつぶれます。自分の病気と向き合う毎日でした。
夜中に足のすねがつってひと晩中苦しんだり、朝起きたとき、かかとが痛くて足がつけず、歩けないこともありました。夜胸が苦しくて眠れず、横になれずに座ったまま朝を迎えることもあり、胸に刺すような痛みが走ることも多かったです。
それが服薬のおかげで、徐々に数値が落ち着き、症状も少しずつ改善していきました。半年ほどで通院は月に1回、薬の量も3錠となり、9カ月後には正常値まで落ち着きました。現在は3カ月に1回の通院で、2錠の投薬治療を続けています。
相変わらず階段は苦手で、足が鉛のように重たく感じます。
日差しに異常に弱く、日傘が欠かせなくなりました。でも、少しであれば走ったりもでき、普段どおりの日常を過ごすことができるようになりました。不定期に胸が苦しくなり、夜横になれないこともありますが、おおむね元気に過ごすことができています。
まとめ
私の場合、バセドウ病特有の突眼や甲状腺肥大がなかったため、病気に気付くのがとても遅くなりました。体調不良を気力の問題にしたり年齢のせいにしたりして自分を責めるのではなく、もっと早くネットで症状を調べたり、病院で検査をしていればよかったと、今になって思います。