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皆さんは、家族の健康に気を配っていますか? 今回は、母が入院することになってしまったエピソードを紹介します。母の入院母がいつも行っている内科の病院で胸の動悸について相談したところ、検査を行うことになりました。検査を行い、結果を見ると主治医に「すぐに大きな病院へ行ってください」と言われ…。近くの総合病院に行き、心臓のカテーテル検査を受けることになり、検査の際には、娘である私も付き添うことになりました。カテーテル検査を行い、心臓の血管の閉塞が見つかり、すぐに更に大きな病院へ救急車で向かうことになり…。元々入院の準備をしておりましたが、その荷物をそのまま抱え私も病院に向かいました。どうしようもできないそのとき、私は産まれて3ヶ月の子どもと一緒におり、大きな病院に着くと母は心臓専門のICUに入院することになってしまいました。心臓のバイパス手術は、数日後に行われ、6時間ほどかかり…。私は行き場もなく、子どもに授乳しながら待っていると、手術は無事成功。その後、母は順調にリハビリし、手術後1週間ほどで退院できました。突然の救急車やICU、幼い子どもがいる中でのフォローは大変でしたが、母が元気になって本当に良かったです。(40代/女性)無事に成功して良かった体調が悪くなってしまったとき、健康のありがたみが身に染みますね。予想外の出来事には冷静に行動ができるよう、日頃から意識していきたいものです。※こちらは実際に募集したエピソードをもとに記事化しています。(lamire編集部)
2023年09月05日息切れや動悸に悩まされていませんか?なかには、歩けないほどの状態になり、病院を受診した方もいるようで……。そこで今回は、「疾患に気づいたきっかけエピソード」をご紹介します。Eさんの場合……「甲状腺機能亢進症(バセドウ病)」に苦しみました。30代前半のとき、毎日疲れやすさを感じ、少し歩くだけで息切れや動悸が。しばらくは体調の変化を年齢によるものだと思い込み、放っておきましたが、ある日突然動悸と疲労感がひどくなり、窓際まで歩けないほどの状態に。受診した循環器科で甲状腺機能亢進症を疑われ、専門科を紹介された結果、バセドウ病と判明。治療を受けて一度寛解した後に再発し、現在は寛解に向かって回復中です。どんな治療を受けましたか?投薬治療を行いました。メルカゾールとヨウ化カリウムなどのお薬が使用され、病状によってバランスを考慮して処方されました。徐々に薬の量を減らし、寛解へ向かっています。伝えたいことは?バセドウ病は若い女性に多い病気ですが、30代になってから発症する場合も。とくに「バセドウ病眼症」と呼ばれる眼球突出の症状に気を付けることも重要です。体調に変化を感じたら、若くないから仕方がないと諦めずに、受診しましょう。早めの治療開始が症状進行を防ぐことにつながるかもしれません。違和感があるときは早めに専門家へ皆さんも、体に異変を感じたら早めに専門家に受診してみてくださいね。今回は「疾患に気づいたきっかけのお話」をお届けしました。※この記事は編集部に寄せられた実話ですが、すべての方が当てはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。監修医:新見正則医院院長、新見正則1985年慶應義塾大学医学部卒業。1998年移植免疫学にて英国オックスフォード大学医学博士取得(Doctor of Philosophy)。2002年より帝京大学医学部博士課程指導教授(外科学、移植免疫学、東洋医学)。2013年イグノーベル医学賞受賞(脳と免疫)。20代は外科医、30代は免疫学者、40代は漢方医として研鑽を積む。現在は、世界初の抗がんエビデンスを獲得した生薬フアイアの啓蒙普及のために自由診療のクリニックでがん、難病・難症の治療を行っている。新見正則医院では世界初の抗がんエビデンスを獲得した生薬「フアイア」を使用。最新刊『フローチャート整形外科漢方薬』はAmazonで三冠(臨床外科、整形外科、東洋医学)。下記も好評発売中。「しあわせの見つけ方 予測不能な時代を生きる愛しき娘に贈る書簡32通」(MOREDOOR編集部)
2023年07月31日ある日、私は突然吐き気と激しい動悸に襲われました。自分でも何が起こったのかわからず、しばらくはただただ耐えていましたが、このまま死ぬのではないかという恐怖にかられ、救急車を要請。病院で検査と診察を受けた結果、その原因はまさかの……。突然の吐き気と動悸その日、私はいつものように子どもたちの寝かしつけを終え、リビングでくつろいでいました。すると、午後8時半ごろに突然吐き気を感じ、それとともに激しい動悸に襲われたのです。 全速力で走ったあとかのように心臓がバクバクしているのを感じるなど、急な出来事に私は不安になっていました。ただ、吐き気はあるものの実際に吐くことはなく、とにかく動悸がおさまるのを待つことに。 動悸は5分ほど続いて、15分くらい経つとまた症状が出る、という状態でした。私は1時間ほど耐えましたが、それでも動悸と吐き気は続いたままだったのです。 救急車で搬送されて…その後、午後9時半ごろに、夫が帰宅。吐いたときのために洗面器を持ちながらソファでうずくまっている私を見て、夫は驚いていました。ちょうど動悸がおさまっているタイミングだったので夫に事情を話すと、夫は「大丈夫?」と声をかけながら私の背中をさすってくれました。 ですがまた15分後には動悸に襲われ、私はただただ「しんどい、怖い」と半泣きの状態に。すると夫が「動悸の症状は怖いし、救急車を呼ぼう!」と救急車を要請することに。 しばらくして救急車が自宅に到着。病院に搬送され、病院では看護師さんがすぐに吐き気どめの点滴を打ってくれました。 意外な原因が明らかに!検査のあとは、内科の先生による問診。先生から過去に動悸を感じたことはあったかと聞かれ、「生理前たまに、軽い動悸を感じることがあります」と答えました。 続けて「そういえば今も生理前なんですが、それって関係ないですよね?」と聞くと、「関係あるよ、恐らく月経前症候群によるものでしょう。そこまで激しい動悸の原因は、そこにストレスや過労が重なったからだと思います」と先生から予想外の診断結果が。まさか生理が関係あるとは思ってもみなかったので、私はとても驚きました。 経過観察が必要ということで、薬は処方せずにまずは様子を見ることに。また同じような症状が出たら受診するように指示を受け、その日は帰宅しました。 救急車で運ばれてから半年経った今、あれから同じような症状は出ていません。ですが振り返ってみると半年前、仕事と家事や育児の両立で忙しく、睡眠不足の状態が続いていたことが原因となり、月経前症候群の症状が強く出たのかもしれません。 もうあんなにしんどい思いをするのは嫌なので、今は自分の体をできるだけ優先し、体調を整えることを心がけています。 監修/助産師 REIKO著者/anyonnyon作画/まっふムーンカレンダー編集室では、女性の体を知って、毎月をもっとラクに快適に、女性の一生をサポートする記事を配信しています。すべての女性の毎日がもっとラクに楽しくなりますように!
2021年12月21日■更年期になると起きる動悸について走った後、久しぶりに身体を動かした後、会議前に緊張しているとき、ホラー映画で恐怖を感じたとき……。誰もが「心臓ドキドキ・脈打つ」感覚を感じます。思い出すことができませんか?これは、心拍が交感神経と副交感神経からなる自律神経によってコントロールされているためです。不安や緊張などを抱えたストレス状態にあるときは、交感神経が活発になり動悸を感じやすく・呼吸は浅くなります。逆にリラックスしているときには、副交感神経が活発になり、動悸はしにくく・呼吸は深くなります。一方で、何も特別なことがないのに「心臓がドキドキする」「心臓が脈打つ」「胸に違和感がある」と感じる症状を「動悸」といいます。つまり、いつもは意識することのない心臓の拍動に違和感をおぼえたり、強く・早く感じたりする症状です。場所やシーンも問わず寝ているときに症状が出るケースも……。■どうして更年期になると動悸が出るようになるの?更年期で動悸が出る原因としてはっきり分かっているわけではありませんが、原因として考えられているものをご紹介します。動悸の原因その1.更年期障害などによるホルモンバランスや自律神経系の乱れ更年期の時期では、卵巣の機能が衰え女性ホルモンの分泌がうまくできなくなります。女性ホルモンは脳の視床下部によってコントロールされています。そのため、いつもより体内の女性ホルモンが減ったとき、視床下部は「女性ホルモンが減った」という情報をもとに女性ホルモンをいつも通りに出させようと信号を送ります。しかし、いくら信号を送っても卵巣からは上手く女性ホルモンを作り出すことができません。この変化に、視床下部はパニックに陥ってしまいます。視床下部は、女性ホルモンだけでなく、自律神経や免疫系の信号も送る仕事があるため、パニックを起こした状態になると、そちらにも影響が出てきます。先ほどのご紹介した通り、自律神経は交感神経と副交感神経のふたつからなり、以下のような影響があります。動悸と感じるのは、交感神経の方に偏ったときです。更年期となったときは、通常は何かあったときに交感神経に偏るものが、何も特別なことがないときに交感神経の方に偏りやすい状態といえます(ストレスや社会的、環境的な要因も関係していると言われています)。そのため「自律神経失調症状」として動悸や息切れなどの症状が引き起こされてしまうのです。動悸の原因その2.不安神経症やうつ病などの精神的な要因精神的なストレスが蓄積されることでストレスホルモンが増加したり、自律神経が乱れて不安に感じたりすると普通に打っているはずの心臓の鼓動を「大きく感じさせてしまう」ことがあります。更年期の時期は仕事や家庭でもストレスを感じやすく、また抑うつ感、いらいら、不安感など精神的な症状を感じる方も多いです。もしも、動悸が起こる場面が、「悩み事をモヤモヤと考えてしまっているとき」「苦手な場所や人間関係の中にいるとき」「緊張する場面にいるとき」などのような場面であったら、それは精神的なものも原因となっているかもしれません。■動悸の予防にできること自分でできることとして、日頃からリラックスしたり、ストレスや疲れを溜めないようにしたりすることが、交感神経ではなく副交感神経に偏らせることとなり、更年期で感じられる動悸の予防につながります。①適度な運動運動によって心臓や肺を健康に保ち、運動不足による動悸や息切れの予防にも繋がります。ストレス解消や質の良い睡眠、脳の活性化など、良い効果がたくさんあります。②健康的な食事もちろん、食事も大切です。バランスよく健康的な食事を心がけたいですね。③質の良い睡眠睡眠も大切に。睡眠時間の確保が難しい場合は、寝る前のストレッチ・スマートフォンは使わないこと・寝る2〜3時間前までの夕食などで、睡眠の質を上げるという方法もあります。④深呼吸・マインドフルネス深呼吸の中でも、「腹式呼吸」にはよりリラックス効果や自律神経を整える効果があることが分かっています。たくさんある呼吸法の中から、「4-7-8呼吸法」をご紹介します。一緒にトライして見ましょう !1:息を完全に吐き切ります。2:鼻から息を吸いながら4つ数えます。3:息を止めて7秒数えます。4:8つ数えながら息をゆっくり吐き出します。これを2〜4回繰り返します。行ってみて、いかがでしたか ?あなたの日々の意識が、感じている症状を楽にしてくれるかもしれません。■病院に行くとしたら ?動悸には、更年期だからこその原因の他にも、さまざまなものがあります。ここでは、あなたの「動悸」の原因をはっきり突き止めることはできません。ですので、可能であれば病院に行き、検査を受けていただければと思います。ここでは、病院への行き方についてご紹介していきます。ステップ1心臓や肺など呼吸・循環器系の病気がないか、まずは呼吸・循環器内科を受診して検査をしましょう。甲状腺疾患の可能性もあります。受診された医療機関でご相談ください。ステップ2ステップ1で、心臓や肺など呼吸・循環器系の病気ではないことが分かったら、ストレスの影響や精神疾患などがないか、精神科や心療内科などの医療機関で相談してみましょう。産婦人科外来もしくは更年期専門外来にて対応が可能です。■その他が原因の場合も更年期だけでなく、複数の原因が関係してくることもあるので、ぜひ一緒にチェックしてみてください。その他の原因その1.心臓の拍動の異常によるもの心拍数が急に速くなったり遅くなったりするなど、心臓のリズムが乱れたとき、または心臓の収縮力が強まったときに、動悸として感じられます。心臓の病気(不整脈や心不全など)が隠れていることがありますので、胸の痛みがともなう場合や呼吸困難もしくはふらつきがある際は、医療機関へのご相談を検討してください。その他の原因その2.貧血血液に含まれる赤血球の成分である、ヘモグロビンが不足することで、「動悸」「息切れ」「めまい」などの症状が現れやすくなります。また、その前段階となる「隠れ貧血(潜在性鉄欠乏症)」でも、身体に必要な鉄分が不足してしまうことで、さまざまな不調を感じることがあります。その他の原因その3.バセドウ病バセドウ病が原因で起こる動悸は、手の震え・体重減少・発汗多量・頻回の便・疲れやすくなる、などの症状 をともないます。その他の原因その4.肺の疾患による酸素不足慢性の肺の病気が進行するにつれて徐々に動悸も現れてくることがあります。他にも、「蜂に刺される」「薬の副作用による急性の重症アレルギー症状」「ぜんそく発作」「食中毒」「熱中症などによるひどい脱水」「急性アルコール中毒」など、動悸の原因は本当にたくさんあります。あなたはどれが当てはまりますか?ひとつだけとは限りません。年齢に合わせた変化以外にも思い当たるものがあったら、それだけ対策できることの幅が広がるということですよね。その中で、背景に重大な病気が隠れている場合があることを忘れてはいけません! もし動悸で悩んでいたら、まず最初に身体の病気について検査をすることがおすすめですよ。医師監修プロフィール院長南 真実子祖父や父が産婦人科医であったことから医師を志し、自身も大阪医科大学医学部へ進学。卒業後、初期研修を経て大阪医科大学産婦人科教室に入局。主に腹腔鏡手術、不妊治療、周産期治療などに従事し、産婦人科専門医を取得。検診業務にも従事し、マンモグラフィー読影認定医を取得。女性がいつまでも健康で美しく輝いていられるよう、さらなる高みを目指して、美容医療、アンチエイジング医療を行う。大手美容クリニックで活躍後、2017年に大阪美容クリニックを開院。婦人科・美容皮膚科を通じて、女性をトータルにサポートできるよう診療を行っている。
2020年09月01日質問:高血圧で太り気味の夫、ストレスもあり心臓病になるのではないかと心配です。今までは気ままな専業主婦だったのですが、年末に主人が定年退職し、ハローワークに行く以外は一日中家にいるためストレスがたまるようになりました。高血圧の薬を服用していて、太り気味でもあるのでストレスが原因で心臓病になるのではないかと心配です。それに最近は頭痛がしたり、ふらついたりすることもあります。ストレスをためない方法や日常生活で気を付けることなどがありましたら、ぜひ教えてください。東京都:ゆうこさん(53)回答:ストレスと心臓疾患の関係についてお答えします。――ストレスによる自律神経の乱れ高血圧をお持ちで、ご主人が定年退職されてからの生活の変化によってストレスを感じていらっしゃる状態ということですね。おっしゃるように、ストレスと心臓疾患の間には深い関係があります。そのメカニズムとしては、人間が精神的・肉体的ストレスを受けるとその情報が大脳を通じて、視床下部と呼ばれる脳の部分に伝わり、交感神経と呼ばれる「身体を戦闘モードにする」神経が優位になります。その結果、動悸や、末梢血管がキュッと締まることによる血圧の上昇が起こります。普通の状態であれば、こういった交感神経の興奮が起こると、副交感神経と呼ばれる「身体を休息モードにする」神経が働いて、興奮を鎮めます。この副交感神経の働きにより、動悸は落ち着き、血圧も低下することになります。ただ、このストレスがずっと続いたり、とても強いストレスがかかったりした場合、この交感神経と副交感神経(合わせて自律神経と呼ばれます)のバランスが崩れ、交感神経が興奮した状態が続いてしまうことがあります。この交感神経による身体の戦闘モードが持続すると、心臓は興奮し続けることになり、余分な負担がかかります。心臓本体には病気がないにもかかわらず、動悸や胸の圧迫感や痛み、息切れがしたり不整脈が出たりする状態を「心臓神経症」と呼んでいます。<定期的な医師の診察も受けましょう>ご相談者さまのご質問にあった、ふらつきや頭痛も自律神経の乱れによって出ることがある症状ですので、現在の症状はやはりストレスによる部分が大きいのかもしれません。ただ、ストレスによる体調の変化かと思っていたら、実は身体の病気が隠れていた、ということもよくあることですので、この点は十分ご注意され、定期的に医師の診察を受けられることをおすすめします。また、日常生活での注意とストレスの解消法ということですが、まず十分な睡眠を取ること、脂質や糖質のとり過ぎを控えバランスのよい食生活を心がけることは大切です。アルコールやたばこは控えてください。ストレス解消法としては、気の合う友人と話したり、スポーツをしたりといったこともおすすめできます。特にスポーツは、少し体重も気になっているということですし、ご主人と離れて自分の時間を持つという意味でもよいでしょう。どうぞお大事にしてください。Doctors Me(ドクターズミー)が保証している医師が回答しています
2016年12月18日質問:疲労感が抜けません。両親が高血圧、心臓弁膜症を患っているので不安になっています。ここ2~3カ月のことですが、疲労感が抜けません。身体が重たく、自宅の階段を上るだけで息が上がり、動悸がすることもあります。そのせいで外出もおっくうになり、家族にも迷惑をかけており、そんな自分が嫌になってきました。病院に行くほどではないと思うのですが、思い切って受診した方がいいのでしょうか?両親が高血圧、心臓弁膜症を患っているので、余計に不安になっています。神奈川県:もけーれさん(43)回答:疲労感や息切れの症状についてお答えします。――「高血圧症」と「心臓弁膜症」の遺伝性について疲労感が抜けない、階段を上る時の息切れ、心配な症状ですね。健康診断は毎年受けていらっしゃいますか?今の血圧はいかがでしょうか?高血圧症を指摘されたことはありませんか?自宅でもよいので現在の血圧を確認してください。また、高血圧の一つの症状ですが、足にむくみはありませんか?すねの部分の一番骨ばっているところを親指で押してみます。指のあとが残れば、むくんでいることになります。一般に、高血圧症は遺伝的な要因が強いといわれています。目安として、両親のいずれかが高血圧症の場合は3人に1人、両親とも高血圧症の場合は2人に1人が高血圧症になるというほどです。一方で、両親とも高血圧症でない場合は10~20人に1人の割合といわれています。このように、高血圧症は遺伝的要因が強いことがわかりますが、もちろんそれだけで発症するわけではなく、遺伝的要因に生活習慣が加わって発症すると考えられています。要因となる生活習慣には、食生活の乱れなどを原因とする肥満、塩分の過剰摂取、カリウムなどの摂取不足、喫煙、アルコールの過剰摂取、運動不足などがあります。日本人の食生活は塩分が過剰になりがちなため、特に注意が必要で、肥満、喫煙に至っては高血圧のみならず心臓にも悪影響を及ぼします。ちなみに心臓弁膜症に遺伝素因はありません。以前はリウマチ熱の後遺症、細菌感染などが主な原因でしたが、抗生物質の発達で罹患率が減少しています。心臓弁膜症の発症は後天的なことが多く、原因は不明とされています。<早めに内科もしくは循環器内科を受診しましょう>最後に、ご相談の症状は心不全の症状によく似ています。現在の心機能を調べることはもちろん、高血圧症、高脂血症や糖尿病の合併がないかの検査も必要です。また、症状から、貧血の有無の確認、腎疾患や甲状腺疾患と見分けることも必要になってくるでしょう。病院に行くほどでもない、という楽観的な状態ではありません。早めに内科、もしくは循環器内科を受診し、検査を受けられてください。どうぞお大事に。Doctors Me(ドクターズミー)が保証している医師が回答しています
2016年12月18日パニック障害とは出典 : パニック障害は突然の動悸やめまい、発汗とともに恐怖を感じる精神障害です。また、発作を繰り返すにつれて、「また発作が起こるのではないか」という不安と、「発作が起こる状況に対する恐怖」とを感じるようになります。パニックを回避するために、今までは出来ていたことが出来なくなったり、行けていた場所に行けなくなるといった症状も生じることがありますが、周囲からは単に怠けていると誤解されてしまいやすい疾患であると言えます。パニック障害が進行すると、うつ病を発症する可能性が高苦なるとも考えられています。この記事では、パニック障害についての基礎知識、支援や治療方法などを紹介します。パニック障害の症状の分類出典 : パニック障害は不安障害のひとつです。不安障害とは、生活に支障が出るほどの過剰な不安を感じる疾患全般をさします。不安や恐怖を、その対象に釣り合わないほど過剰に大きく感じ、状況や具体的なものに対して、過剰に不安、恐怖心を感じ、それにより様々な影響が身体と精神にあらわれ、社会生活を送ることに支障が出てしまう疾患です。パニック障害は不安障害の中で理由もなく不意に起こるパニック発作を発端とする疾患をさします。パニック発作そのものは、恐怖や緊張などなんらかの引き金があって起こりえますが、パニック障害の発作はきっかけがないのに起こるのが特徴です。繰り返し発作が起こり、検査をしても体の異常は見つからないことも多く、また昼夜問わず24時間いつでも起こる可能性があります。パニック障害は、パニック発作を発端として、また同じような発作が起きるのではないかという予期不安や、「同じシチュエーションで発作が起きるのではないか?」という場所と状況に対する不安すなわち広場恐怖の症状が現れ、悪化していく可能性があります。「パニック発作」「予期不安」「広場恐怖」というそれぞれの症状が一体どのようなものなのか以下で見ていきましょう。パニック発作とは繰り返される予期しない発作で、自覚されるきっかけが何もなく突然起こります。パニック障害の症状の中でも最も代表的なもので、これはパニック障害と診断される条件となっています。多くは強い不安や恐怖を感じます。特定の状況で生じることが多いですが、再発にはムラがあることもあります。パニック発作の主な症状として次のようなものがあります。動悸、心拍数の増加、発汗、身震いまたは震え、息切れ感または息苦しさ、窒息感、胸痛または胸部の不快感、嘔吐または腹部の不快感、めまい、ふらつき、気が遠くなる感じ、寒気または熱感、異常感覚(感覚麻痺またはうずき感)、現実感喪失、離人感(自分が自分でなくなるような感じ)、抑止力を失うなどがあげられます。予期不安とはかつて発症した症状がもう一度起きたらどうしよう、などと次の発作への恐怖を抱くことをいいます。これは一度パニック障害を発症すると、その恐怖心や不安を忘れられないという性質と関係があります。予期不安は一般的に長期間続くことが多く、約1ヶ月続くことがほとんどです。病気の急性期には、パニック発作が起こったときの状況がフラッシュバックとなって甦ることがありますが、治療が進み発作が起こらなくなると、自然に消えていきます。予期不安では、主に次のような感情があらわれます。・病気になってしまうかも?・気絶してしまうしまうかも?・死んでしまうかも?・運転中に起きたら、交通事故を起こしてしまうかも?・誰も助けてくれないかも?・発作が起きた場所から、すぐに逃げられないのかも?・取り乱したり錯乱して、恥をかいてしまうかも?・人前で吐いたり倒れたりして、恥ずかしい姿を見せてしまうかも?・他人に迷惑をかけてしまうかも?広場恐怖とは、一般名詞の「広場」の意味に限った恐怖ではなく、ここでは「パニック障害における場所に関係する恐怖」を意味する医学用語です。以前発作を起こした場所、もしくは似ているところに行くと「また発作が起きるのではないか」という恐れを抱くことです。次の特徴を持つ場所が広場恐怖になりえると考えられています。・発作が起きても、誰も助けに来れないところ・逃げたくてもすぐ逃げられないところ・発作が起きたら恥をかく、もしくは恥をかくと思われるところなど広場恐怖が進行すると、行けない場所が多くなり行動範囲が狭くなることが多くあるので注意が必要です。パニック障害の要因とは出典 : パニック障害の要因には、気質要因、環境要因、遺伝子要因・生理学的要因があります。否定的な感情や不安に対して敏感であることは、パニック障害を発症する要因の一つであると考えられています。それをもとに、パニック障害になりやすい性格がいくつかあります。・完璧主義な性格・几帳面な性格の人自分が満足いく状況でないとき、とてもストレスを感じます。また周りの人に頼らずに全てを完ぺきにこなそうとした結果、心も体もパンクしてしまいパニック障害を発症することがあります。・素直で従順な性格の人物事に対してひたむきに取り組んだものの失敗してしまい、そのまま立ち直れなくなってしまうことがあります。・マイナス思考、不安や恐怖観念が強い性格の人自分を責めたり落ち込んだりすると、ストレスや不安が溜まりパニック障害を発症しやすくなります。・利他的な性格、自分の気持ちをがまんしてしまう性格の人自分の気持ちを押し込めたり、他人のために尽くし過ぎたりすることもストレスがたまり、発症のもととなります。2013年に出版されたアメリカ精神医学会の『DSM-5』(『精神疾患の診断・統計マニュアル』第5版)によると、小児期に性的および身体的的虐待の経験があると、パニック障害の要因となり発症の可能性が高まると示唆しています。また、喫煙はパニック発作とパニック症の危険要因です。パニック障害がある人のほとんどが最初のパニック発作の前数ヶ月の間に特定できるストレス因があったと報告しています。現在複数の遺伝子が、パニック障害になりやすい特性に関係があると考えられていますが、遺伝子に関連する機能に関してはまだ詳しく特定されていません。また、喘息をはじめとする呼吸器系の障害もパニック障害と関連があるといわれています。パニック障害の診断ガイドライン出典 : パニック障害は米国精神医学会の診断基準である『DSM-5』などを用いて「パニック症/パニック障害」という名称で診断されることが多いです。『DSM-5』におけるパニック症/パニック障害の診断基準は以下の通りです。A繰り返される予期しない/パニック発作、パニック発作とは、突然、激しい恐怖または強烈な不快感の高まりが数分以内でピークに達し、その時間内に、以下の症状のうち4つ(またはそれ以上)が起こる。注:突然の高まりは、平穏状態、または不安状態から起こりうる(1)動悸、心悸亢進、または心拍数の増加(2)発汗(3)身震いまたは震え(4)息切れ感または息苦しさ(5)窒息感(6)胸痛または胸部の不快感(7)嘔気または腹部の不快感(8)めまい感、ふらつく感じ、頭が軽くなる感じ、または気が遠くなる感じ(9)寒気または熱感(10)異常感覚(感覚麻痺またはうずき感)(11)現実感喪失(現実ではない感じ)または離人感(自分自身から離脱している)(12)抑制力を失うまたは”どうかなってしまう”ことに対する恐怖(13)死ぬことに対する恐怖B発作のうち少なくとも1つは以下に述べる1つまたは両者が1カ月(またはそれ以上)続いている(1)さらなるパニック発作またはその結果について持続的な懸念または心配(例:制御力を失う、心臓発作が起こる、〝どうにかなってしまう")(2)発作に関連した行動の意味のある不適応的変化(例:運動や不慣れな状況を回避するといった、パニック発作を避けるような行動)Cその障害は、物質の生理学的(例:乱用薬物、医薬品),または他の医学的疾患(例:甲状腺機能亢進症、心肺疾患)によるものではないDその障害は、他の精神疾患によってうまく説明されない(例:パニック発作が生じる状況は、社交不安症の場合のように、恐怖する社交的状況に反応して生じたものではない:局所性恐怖症のように、限定された恐怖対象または状況に反応して生じたものではない:強迫症の様に強迫観念に反応して生じたものではない:心的外傷後ストレス障害のように、外傷性出来事を想起させるものに反応して生じたものではない:または、分離不安症のように、愛着対象からの分離に反応して生じたものではない)(日本精神神経学会:編『DSM-5 精神疾患の診断・統計マニュアル』医学書院:刊P207より引用)パニック障害の治療を受けるまでの流れ出典 : パニック障害かもしれないと思ったら、精神科、神経科心療内科へ受診することをおすすめします。発作の症状は、体の病気やほかの精神疾患によっても起こるので、専門の医師による見極めが必要です。治療を受けるまでの流れは以下の通りです。・体の病気がないか調べる内科的な検査をして異常がないか、脳波や脳の画像検査を行う場合もあります。・問診・パニック発作の確定発作ではどんな症状があらわれたか、どんな状況でおこったか、発作の前後の状況などを詳しく聞いて「パニック発作の診断基準」と照らし合わせ、確定診断を行います。・パニック障害の診断パニック発作の確定診断があれば、次は「パニック障害の診断基準」と照らし合わせます。「症状が1カ月以上ある」「予期不安がある」などを調べ、場合によっては他の不安障害などによらないか調べることも必要になります。・広場恐怖の有無「広場恐怖の診断基準」に照らして、広場恐怖があるかどうか調べ、あれば治療法を検討します。・問診など不安の度合い、日常生活や仕事など、またどのように育ってきたか(成育歴)を質問し、情報はカウンセリングなどの治療に生かします(守秘義務に基づく)。パニック障害の治療方法出典 : パニック障害の治療には、主に薬物治療と精神療法の2つがあります。症状や状態によって飲む量や薬の組み合わせを調整していきます。薬物療法とは薬を使って治療する、最も一般的な治療方法です。パニック障害にはパニック発作を抑える抗うつ剤と精神を安定させる抗不安剤があります。・カウンセリング病気にとってはマイナスとなる考え方やものの見方を、自分自身で変えていけるよう医師からアドバイスを受けることです。まず、ベースとなるカウンセリングが繰り返し行われ、医師あるいは臨床心理士が患者さんの本心を聞きます。病気につながる問題点を明らかにし、専門家としてアドバイスしていきます。・認知行動療法物に対する考え方・受け止め方を改善することです。少し心臓がドキドキしても「死ぬのではないか」と思ってしまうような、薬では治せない「考え方のくせ」があることを自分自身が自覚(認知)し、行動を改善していきます。不安や恐怖が発生しやすい場所や状況に身をさらし(曝露し)徐々に慣れていくことで不安が解消されるようにする行動療法(曝露療法/エクスポージャーとも呼ばれる)もあり、パニック障害にうつ病を併発した場合でもよく取り入れられる療法です。・自律訓練法自分でリラックスできる方法を身につけ、予期不安や広場恐怖などの症状をやわらげる精神療法です。刺激に対して過敏に反応しないようになり、不安や恐怖を自分でコントロールできるようになります。パニック障害とストレス障害(PTSD)の関わり出典 : パニック障害と同じ不安障害の病気にPTSD(心的外傷後ストレス障害)があります。パニック発作やフラッシュバックなど共通の症状があらわれたり、パニック障害の二次障害としてPTSDが合併する場合があったり、関係性の深い病気です。PTSDとはトラウマになるような体験によって、強いストレスにさらされたあとに、特徴的な症状があらわれる疾患です。以下2つの疾患の相関関係を見ていきましょう。・パニック発作があるパニック発作自体はパニック障害でもPTSDでも起こりますが、PTSDの発作はトラウマ体験と重なる場合のみ起こります。・フラッシュバック症状がある両方の疾患で起こり得ますが、PTSDでは事故や災害など死に直面するような激烈な記憶ですが、パニック障害ではパニックが起こったときの状況がよみがえるのが特徴です。・脳にみられる特徴が共通している両方の疾患でノルアドレナリン(不安や恐怖に関わる神経伝達物質)や海馬(情動や記憶にかかわる部位)の働きに異常や不安定さを抱えています。よって効果をあらわす薬物も似ています(SSRIなど)。PTSDのある人はパニック発作があっても、パニック障害を併発することはほとんどありません。しかし、パニック障害のある人はパニック発作の経験がトラウマとなり、PTSDに進むケースがままあります。パニック障害の体験談出典 : こちらでは、パニック障害の体験談を紹介します。実際にどのようなパニック障害の症状があるのか見ていきましょう。最初はめまいみたいな感じで、フラフラとなりました、え?何?頭の病気?と思ったとたんものすごい不安感に襲われました。そうなると過呼吸になり手足がしびれ、そして指が動かなくなる・・・そうなると、ますます不安が押し寄せてきて、逃げたい、どこに?でも怖い、誰か助けて、でも変な奴と思われる、どうしよう、どうしよう・・みたいな感じの発作です。発作がくると、あ・・・きたかもという実感はあります、でも大丈夫、数分後、やっぱりなんか変、いや落ち着け、落ち着け、あ、大丈夫、でも・・・みたいに繰り返しているうちに、あれ?おさまった、ん、もう大丈夫、よかった、ほっ・・みたいな。でもいつくるかもわからなくて、拘束されたり(美容院、電車、会社など逃げ場がないときは特に)すると余計引き起こすような気がします。私もパニック障害です。パニック障害って、とても説明が難しい病気で・・・、人によってこれは大丈夫、これはダメっていうのがあるんですよね。自分でもその線引きが分からないときがあります。電車に乗れない人もいれば、電車は大丈夫っていう人もいます。症状の重さ・種類にもよるので何とも言えませんが・・・、(中略)・・・難しいですね。パニック障害の症状があると、いろいろと融通が利かなくなって、「できない」ことが多くなってしまうんですよ。やりたくてもやれない・・・という感じで。そんな自分にもイライラしちゃって。買い物に出られないのはなんとなく分かります。おそらく、人の居る場所に1人で行くことがダメなんじゃないかと(広場恐怖)。.・・・(中略)何よりもまずは、元気になることをみつけてそれをやるのが一番かなと思います。お友達と喋ったり、実家に甘えたり。以上のことからパニック障害が、突然自分の意思と反して生じることが分かります。また症状の種類や程度は人それぞれで、臨機応変に治療を行い周囲の人は支援を行うことが大切になります。そのためにも、どのような症状が起こるのか自分で把握することが、治療する上でも重要な姿勢となっていきます。パニック障害と付き合う上で気をつけること・再発防止のために出典 : パニック障害の症状は理由がなく不意に起こることから、本人はすぐさま救急車を呼ばなければならないという気持ちになり、連絡を急ぐケースも少なくありません。パニック発作が起こったと認められたら、次のように行動しましょう。・呼吸が浅く、過呼吸になっていたら、ゆっくりと腹式で呼吸するように指導する。・窮屈な衣類を緩める(呼吸をしやすくするのと、からだの熱を逃がすためです)。・室内や車内のときは、窓をあけて外の空気を入れる。・太陽の下のときは、日陰に移動する(暑くて湿度の高いモワッとした空気はパニック発作を引き起こしやすいのです)。(パニック障害患者さんのご家族の方へ受診を勧めるときには | こころの陽だまりパニック障害情報サイト)周囲の人は突然の発作に驚くかもしれませんが、慌てずに上記の対応をして本人を安心させてあげ、症状が落ち着くのを待つことが大切です。パニック障害と付き合う上では、生活上のストレスをなるべく減らし、規則正しい生活を送ることが大切です。人間関係だけではなく、過労や睡眠不足もストレスの原因となります。回復をあせらないようにしましょう。発作が治まってもすぐに治療が終了するわけではありません。急に服薬などを止めると、再発する可能性もあります。治療をどのように、どの程度継続していくかは、必ずかかりつけの医師に相談し、独断で治療を中止しないようにしましょう。また、治療には家族をはじめとする周囲の人たちの理解と協力が不可欠です。病気や困りごとについて説明し、落ち着いて治療に臨めるようなサポート体制を築きましょう。まとめ出典 : パニック障害とは、突然の動悸やめまい、発汗とともに恐怖を感じる精神障害です。いきなりの発作に周囲の人は驚きますが、本人はいつ次の発作が起きるかと不安に駆られながら生活しています。周囲の人たちは、完治を焦らせずに、長い目で見守りながらサポートしていきましょう。パニック障害・不安障害 | 厚生労働省パニック障害 | CBTセンターリラクゼーション療法とは? | パニック障害克服・治療・治し方マニュアルパニック障害ってどんな病気? | こころの陽だまりパニック障害情報サイト
2016年11月25日妊娠初期に動悸を感じる人もいます。妊娠すると産生量の増える、プロゲステロンは、呼吸中枢を刺激し、動悸や息切れをおこすといわれています。また、妊娠初期の動悸の原因として、鉄欠乏性貧血も考えられます。妊娠すると、母体の体重が増加する、胎児の血液を確保するという理由で、血漿量(液体成分)と赤血球量をあわせた血液量がアップします。ただし、赤血球量の増加よりも液体成分の血漿量の増加の方がはるかに多いため、血の量は増えますが、薄まった状態になり、貧血のようになってしまいます。これは妊婦の生理的現象ですが、妊娠前から貧血気味の人は、妊娠初期から鉄欠乏性貧血を発症することが多いのです。鉄欠乏性貧血になると、疲れやすい、動悸、息切れ、めまい、立ちくらみ、頭痛といった症状があらわれます。貧血や動悸の有無にかかわらず、妊娠初期の妊婦さんは、激しい運動は控え、ゆったりと日常生活を送るように心がけましょう。動悸が辛い場合は横になって休むなど安静を心がけ、なかなか取れない場合は、医師の診断を仰ぎましょう。みんなどうだった? 妊娠初期の「動悸」の体験談・いつもより動悸が激しく、すぐに疲れるので、普通の病気か判断するために妊娠検査薬を買いにいきました。妊娠初期だとわかり、体調不良の原因がわかってほっとしました。夫に感想を聞いたときに嬉しいと言ってもらえてうれしかったです。・貧血からくる、動悸や息切れはかなりつらいので、鉄分をマメにとったほうがいいですよ。・とにかく眠くて寝てばかりいました。お腹の張り止めの薬の副作用で手が震えたり、動悸が激しくなったことが大変でした。慣れるまで辛かったです。・妊娠したら、朝起きられなくなりました。入浴すると、動悸やツワリがひどくなるため、入らない日が続く時がありました。とにかく臭いに敏感になり、アロマや除菌消臭に凝りました。・気を紛らわそうと出かけても立ちくらみや動悸で立ってられないので、ひたすら寝てつわりを忘れようとしました。 赤すぐ妊娠情報
2016年04月04日妊娠中には動悸が起きることがあります。妊娠初期から妊娠中期にかけての動悸の原因は、主に鉄欠乏性貧血です。妊娠すると、母体の体重が増加する、胎児の血液を確保するという理由で、血漿量(液体成分)と赤血球量をあわせた血液量がアップします。ただし、赤血球量の増加よりも液体成分の血漿量の増加の方がはるかに多いため、血の量は増えますが、薄まった状態になり、貧血のようになってしまいます。これは妊婦の生理的現象で、妊娠中期になると、発症することが多いといわれています。鉄欠乏性貧血になると、疲れやすい、動悸、息切れ、めまい、立ちくらみ、頭痛といった症状があらわれます。また、妊娠すると産生量の増える、プロゲステロンは、呼吸中枢を刺激し、動悸や息切れをおこします。更に妊娠後期(末期)近くになると、子宮の拡大で、肺を圧迫し、横隔膜の上方を押圧し、動悸や息切れを起こしやすくなります。みんなどうだった? 妊娠中期の「動悸」の体験談・張り止めをもらったが、動悸がひどくて止めました。子宮が大きくなるにつれての鬱血だと言われました。・動悸がひどくて動けない時に、主人が気遣ってくれなかった時が悲しかったです。(26歳)・とにかく体が重く、脚はむくみ手はしびれ、動悸も激しかったです。寝返りをどちらにしても辛く、めちゃくちゃ解放されたいと思いました。(36歳)・熱中症のような熱感と、寒気、動悸がしました。(38歳) 赤すぐ妊娠情報
2016年04月04日動悸は、妊婦に起きる生理的現象のひとつです。妊娠後期になると、血液量は、妊娠していないときと比べて約1.5倍に増えます。そのため全身に血液を送り出す心臓には負担がかかるわけです。急に動いたり、急いで歩いたりすると、心臓がドキドキして、動悸が激しくなってしまいます。左側を下にして横になると動悸がおさまりやすくなり、休むことで動悸がおさまるときは、それほど心配ありません。妊娠後期に入ったら、なるべくゆっくりした動作を心がけることで動悸を予防しましょう。 血行不順も動悸の原因です。血行がよくなるよう、身体は冷やさないようにしましょう。腹帯やレッグウォーマーなどを活用するのも一案です。また、貧血も動悸の原因となります。妊婦の血液量は妊娠経過に伴い増加しますが、赤血球量は液体(血漿量)と比べて増加が少ないため、貧血のような状態になっています。疲れやすい、動悸、息切れ、めまい、立ちくらみ、頭痛といった症状がそのサインです。妊娠すると分泌量が増える、プロゲステロンも動悸の原因です。プロゲステロンは、呼吸中枢を刺激することで、動悸や息切れをおこします。動悸は妊婦にはつきものです。でも、もし休んでも動悸がおさまらないような状態が続くときは、受診が必要です。 赤すぐ妊娠情報
2016年04月04日真っ暗な中で布団に横になっていると、気になるのがトクン、トクンという心臓の音。もしかしたら自分は不整脈かもしれない、なんて思うことはありませんか?睡眠中の動悸、不整脈突然ですが、「睡眠時不整脈」という病気をご存知ですか?これは睡眠中に動悸がして眠れなくなってしまう病気です。不整脈とは、通常であれば定期的に発せられる心臓の電気信号が乱れて、異常なリズムになってしまうというもの。とくに、夜にベッドで横になったりすると、心臓の鼓動を感じやすくなるため、不整脈や動悸などをより敏感に感じ取るようになります。それによって、精神的な不安が大きくなり、不眠が引き起こされるというわけです。不整脈の多くは治療の必要がないと言われていますが、突然の不整脈で死に至ることもあるため、病院で検査をしてもらうようにしましょう。ポックリ病の原因とは?睡眠中に不整脈が起きるのは睡眠時不整脈だけではありません。最近まで原因不明のため「ポックリ病」と呼ばれていた病気、「ブルガダ症候群」もその1つです。これは主に若年~中年の男性に起こりやすいと言われている病気で、睡眠中や横になっているときに突然、不整脈を発生し、死に至ることもあるというもの。この病気の原因がわかったのは1992年。ブルガダという人が心室細動に原因があることをつきとめたと言われています。この病気の患者は普段から特徴的な心電図の波形を示すことがわかっているそうです。当てはまる人はすぐに病院へ!不整脈で悩んでいる人は、まずは速やかに病院へ行きましょう。現在はホルタ―心電図検査といって、簡易的な心電図記録検査装置を借りて、自宅でも検査をすることができます。不整脈を感じた方で以下に当てはまる方は、早めにお医者さんに相談したほうがよいでしょう。・過去に心臓の病気を患ったことがある人・過去に意識を失うような発作を経験したことがある人・1分間に120回を超える脈拍が数時間以上続いている人心配のある方は自分で勝手な判断をせずに、とにかく病院へ行くようにしましょうね!Photo by Colton Witt
2014年10月23日