くらし情報『太ももの骨を骨折した人の5年生存率は2人に1人!健康における骨の大切さ【医師解説】』

2022年4月3日 00:10

太ももの骨を骨折した人の5年生存率は2人に1人!健康における骨の大切さ【医師解説】

骨折のイメージ


仕事に出かける、買い物に行く、食事をする、余暇を楽しむなど、私たちは普段、当たり前のように自由に体を動かしています。しかし、ひとたび骨折をしてしまうと、そうした自由がままならなくなってしまいます。『医者が考案した骨粗しょう症を防ぐ1分間骨たたき』の著者であり、骨の専門医でもある中村光伸先生に骨の大切さについてお聞きしました。

健康で一番大切なのは「骨」

骨のイメージ


――中村先生は骨の専門医でいらっしゃいますが、健康において骨はどのような役割を果たしているのでしょうか?

中村先生元気で長生きをするために、健康診断を受けたり、食事や運動に気をつけている方はたくさんいらっしゃると思います。もちろん、健診を受けて病気を早期発見することは大切ですし、バランスのいい食事や適度な運動は健康維持には欠かせません。

しかし私は、健康において何よりも大切なのは「骨」だと考えています。

例えば、ロサンゼルス・エンゼルスの大谷翔平選手は時速160㎞以上のボールを投げますが、あの投球のベースにあるのは骨なんです。

――野球のボールは筋肉を使って投げているようなイメージがあるのですが、骨がベースというのはどのような意味なのでしょうか?

中村先生時速160㎞の速球は、体を弓のようにしならせて使うことで初めて実現します。

関連記事
新着くらしまとめ
もっと見る
記事配信社一覧
facebook
Facebook
Instagram
Instagram
X
X
YouTube
YouTube
上へ戻る
エキサイトのおすすめサービス

Copyright © 1997-2024 Excite Japan Co., LTD. All Rights Reserved.