くらし情報『「緊張して眠れない人もいるから」私に子宮と卵巣があった、最後の夜 #子宮頸がんゆる闘病記 20』

2022年9月6日 23:10

「緊張して眠れない人もいるから」私に子宮と卵巣があった、最後の夜 #子宮頸がんゆる闘病記 20

がんになったことや、手術で子宮や卵巣を取るということは、私には変えることのできない物事でした。

自分に変えられないことで、ジタバタしたってしょうがない。
だったら、落ち着いて、どーんと構えていたい。

自分にそう言い聞かせたていたのだと思います。

だって、どうしようもないことは、心配してもどうしようもないし。
心配してもどうしようもないから、心配しないことにしよう。よし!
……という流れでへらへらしていたら、周りから「無理してない?」とかえって心配されました。

そりゃ、してるよ。
無理なんか。
無理して何も感じないようにしていたから、感傷も感じないわけで。

それでも、「まぁ、仕方ないしな!」とつぶやくと、不思議と受け入れられるというか、自然と足元が固まり、背筋がスッと伸びて、呼吸がラクになる気もするのでした。ー------------------------
「仕方ない」という言葉は、腹が据わったいい言葉だと思うと、とりだまりさん。手術前に眠れない人もいれば、そうでない人もいて、本当に人それぞれなのですね。

※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。

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