くらし情報『40代の20人に1人が緑内障に…しかも9割の人が治療を受けていないってどういうこと?【医師監修】』

2022年11月9日 02:40

40代の20人に1人が緑内障に…しかも9割の人が治療を受けていないってどういうこと?【医師監修】

年を重ねていくうちにだんだんと視野が狭くなってきて、緑内障であるということに気付くのです。

なので60代になると10人に1人が緑内障に罹患しているといわれています。

視野に影響が出ないと緑内障だと診断されないので、視野が狭くなってくる40代くらいから多く見られる病気だということになっています。

緑内障は急激に進行することはなく、ゆっくりと進行する病気なので視野が狭くならない間は気付きにくい病気なんですよね」(田辺先生)

40代の20人に1人が緑内障だとされているのに、そのうちの9割が治療を受けていないとのことですが……。

「そうなんです、自覚症状が出ないから病院に来ることがないんですよね。

健康診断や人間ドックで異常が見つかったり、視野が狭まって見えにくくなってようやく病院に来るという感じですね」(田辺先生)

緑内障だと判断するには

検査器具のイメージ
検査が大切!
視野の変化以外で緑内障に気付くきっかけのようなものはあるのでしょうか?

「ありません。自分で視野が狭くなってきたと自覚するころには、もう緑内障がかなり進行している状態になっています。

自覚症状がなく緑内障が見つかるときは検査を受けたときです。

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