コロナ禍で疲労の種類が変化!疲労のメカニズムと効率的な回復法
新型コロナウイルスの感染拡大によって私たちの生活様式は大きく変化しましたが、それに伴い、疲労の内容も変化してきています。
コロナ禍でどんな疲労が増えてきているのか、また疲労が発生するメカニズムや効率的な回復方法まで、疲労専門クリニック「ナカトミファティーグケアクリニック」院長の中富康仁先生にお聞きしました。
コロナ禍での疲労の変化
「患者さんの疲労に関するお悩みは、コロナによって変化している」と、中富先生。
ステイホームで家族が家にいる時間が増え、「家事が大変になった」という人や、テレワークによって同じ姿勢でのデスクワークが増え、「肩こりや腰痛がひどくなった」という人が多数。
またオンラインのつながりがメインになったことで、「コミュニケーションがとりづらくなった」「自分の時間が持てなくなった」という人も増え、体だけではなく心の疲労も増えてきているといいます。
疲労が起こるメカニズム
疲労は「痛み」「発熱」に並ぶ三大生体アラームのひとつで、体が危険信号を出している状態。
しかし痛みや発熱とは違い、わかりづらいため注意が必要だそう。
疲労の蓄積によって引き起こされる病気もあり、変だと思ったら医療機関を受診することが大切です。