くらし情報『【保険料月1万円以下で豊かに暮らす】第23回目 [保険選びの極意6]特約の中身、ちゃんと吟味していますか?』

2013年4月25日 00:00

【保険料月1万円以下で豊かに暮らす】第23回目 [保険選びの極意6]特約の中身、ちゃんと吟味していますか?

2.医療関連の特約と医療保険、どちらが得か

入院、手術、通院などの病気、ケガの治療全般に備える特約には次のようなものがあります。

<医療に備える特約>
’医療に備える特約の表’

(資料:著者作成)


医療関連の特約の場合、保険期間が10年、15年等の一定期間になっているものが多いです。この場合、更新のたびに保険料は上がりますし80歳、90歳といった所定の年齢になると継続ができなくなります。一部の保険会社で終身保障の医療関連特約を扱っているところもありますが、医療保障を終身で備えたいなら単体の医療保険に入るほうが賢明です。

特約はあくまでも主契約に付帯するものです。高齢になって医療保障の特約のみでよいと思っても、主契約を解約してしまえば特約を継続することはできません。医療保障は特約で備えるよりも、医療保険(主契約)でカバーするほうが将来の見直しにも便利です。ちなみに、女性疾病入院特約を付けなくても疾病入院特約に入っていれば、女性特有の病気にかかったときに給付金を受け取れます。
子宮筋腫などの女性特有の病気は女性疾病入院特約を付けないと保障されないと思っている方は多いですが、そんなことはありません。帝王切開で入院した場合も、疾病入院特約から給付金が支払われます。

疾病入院特約に、入院給付金日額1万円で加入するよりも「疾病入院特約5,000円+女性疾病入院特約5,000円」または「疾病入院特約5,000円+がん入院特約5,000円」「疾病入院特約5,000円+成人病入院特約5,000円」のほうが保険料負担は軽くなります。特定疾患以外の保障は最低限あればいい、と考える場合に特約は活用するようにしてください。


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