従業員持ち株制度を導入
第一生命保険は保険会社で初となる、信託の仕組みを使った新しい従業員持ち株制度を導入する。
米国で普及している従業員持ち株制度(ESOP)の日本版となる。
「従業員持ち株会型」と「退職給付型」を同時導入
同制度では、企業が設定した信託が株式を一括して取得する。第一生命は、「従業員持ち株会型」と「退職給付型」の両制度を同時に導入するとのこと。
「従業員持ち株会型」では、取得した株式を毎月の従業員の拠出金に応じて信託から持株会に毎月移す。
一方、「退職給付型」では企業側が従業員の退職時などに決まった株数を引き出して渡す。
持ち株制度導入による利点に期待
第一生命は4月に株式を上場したが、初値の16万から現在は10万円を割り込むなど低迷を続けている。
持ち株制度の導入に伴う株式購入は数百億円規模で、同社は株価底上げや安定株主の確保につながる利点に期待しているようだ。
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