くらし情報『【保険料月1万円以下で豊かに暮らす】第13回目 20代は「保障の土台」を築く絶好の機会です!』

【保険料月1万円以下で豊かに暮らす】第13回目 20代は「保障の土台」を築く絶好の機会です!

たとえば、子2人と妻を扶養する28歳の男性の必要保障額が3,300万円だったとしましょう。どんな保険でカバーするかによって、保険料は大きく変わります。

’表2:死亡保険の種類別・月払保険料比較’

※1…死亡・高度障害保険金3,300万円、保険期間10年、リビング・ニーズ特約
※2…死亡・高度障害年金(月額)10万円、無事故保険金10万円、保険期間・保険料払込期間60歳満了
※3…死亡・高度障害保険金3,300万円、保険期間・保険料払込期間終身
※上記保険料は2013年2月1日現在
※この表はあくまで執筆者が提示する保障のプランの一例です



保険料月1万円以下を目指すには、(1)保険期間10年以下の「定期保険」か、(2)保障額が時間の経過とともに少しずつ減っていく「収入保障保険」を選ぶこと。表2でも明らかなように、定期保険・収入保障保険の保険料と終身保険の保険料は大きく違ってきます。死亡保障は必要な期間だけ備えると割り切って考えれば、死亡・医療・がん保障をすべて備えても、保険料は月1万円以下にすることは可能です(たとえば28歳の場合、表1「終身医療保険+終身がん保険」=5,507円、表2「10年更新型定期保険(3,300万円)」=3,498円で、毎月9,000円ほどになる計算。なお、10年更新型定期保険は10年後に保険料が上がります)。

保険の組み合わせ方を工夫するだけで、バランスのとれた保障と保険料月1万円以下の暮らしを実現することが可能です。若ければ若いほど保険料が安くなるのは、若者の「特権」かもしれませんね。


’柳澤コラム監修者プロフィール 柳澤 美由紀(やなぎさわ みゆき)

CFP(R)/1級ファイナンシャルプランニング技能士
関西大学社会学部卒。大学時代に心理学を学び、リクルートグループに入社。求人広告制作業務に携わった後、1997年ファイナンシャルプランナー(FP)に転身する。相談件数は800件以上。家計の見直し、保険相談、資産づくり(お金を増やす仕組みづくり)が得意で、ライフプランシミュレーションや実行支援も行っている。
家計アイデア工房 代表


※この記載内容は、当社とは直接関係のない独立したファイナンシャルプランナーの見解です。
※掲載されている情報は、最新の商品・法律・税制等とは異なる場合がありますのでご注意ください。


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