子ども運転に不安な家庭に車載カメラ提供
アメリカの情報サイトMail Onlineの1月26日付の記事によると、アメリカの保険会社American Family Insuranceが、10代の子どもがいる自動車保険加入世帯へ向けて、車載ビデオカメラ「DriveCam」を提供するプログラム「Teen Safe Driver Program」が好評を得ているという。
車内の様子と道路の状況を同時に撮影
カリフォルニアで開発された車載ビデオカメラ「DriveCam」は車内の様子と道路の状況を同時に撮影することが出来る。「DriveCam」は、バックミラー裏に設置し、前方の道路状況と後方の車内の様子を撮影する。撮影と同時に、車内の音声も録音することが出来るのである。
10代のドライバーが事故を起こす割合は、両親が同乗している時と比べて1人で運転している時や友人を乗せている時が多いという。同社は、10代のドライバーがいる世帯の自動車保険加入者に、安全運転を促すことを目的に「DriveCam」を無料で貸し出している。
車載カメラが「衝突」「急ハンドル」「急ブレーキ」などで事故や危険運転を検出した場合に、前後10秒間の映像がDriveCamの分析センターへ送信される。センターでは事故原因の分析やアドバイスなどを加え「Teen Safe Driver Program」専用のサイトへアップロードする。
両親やドライバーは、世帯専用のサイトでビデオ映像を見ることができ、家庭での安全運転教育に活かすこと出来るという。
【結婚】できますか…?男性が本気か確認できる行動とは