災害以外の事故や盗難
災害以外の事故で火災保険の補償の対象となるものには、建物外部からの物体の衝突・落下・飛来などの事故による損害(自動車が自宅に飛び込むなど)、漏水など水漏れ事故による損害、騒擾(そうじょう)や集団行動などに伴う暴力・破壊行為による損害などがあります。その他、机を動かそうとしてテレビを壊してしまった、などの不測かつ突発的な事故による損害なども補償の対象になります。
また、空き巣に家財を盗まれた場合や、侵入するために窓ガラスを割られた場合の損傷などについても補償されます。一般的に建物内の家財が補償の対象ですが、保険会社によっては、旅行や買い物などで一時的に持ち出した家財についても補償の対象にしているところもあります。
火災保険でカバーされない損害
火災保険でカバーされない損害の主なものとしては、
- 契約者・被保険者などの故意もしくは重大な過失、法令違反で生じた損害。
- 戦争、内乱、武装反乱その他これらに類似した暴動などで生じた損害。
- 地震・噴火またはこれらによる津波による損害。
などがあります。
3.については地震保険を火災保険とセットで契約することで、一定の補償が受けられます。
まとめ
以上、住宅総合保険を参考に、主な補償内容についてみてきました。
上述した補償以外にも、保険会社各社ではさまざまな特約を用意しています。ご自身のライフスタイルに応じて、必要な備えを検討してみましょう。
※掲載されている情報は、最新の商品・法律・税制等とは異なる場合がありますのでご注意ください。
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