2017年12月12日 11:30
グローバルな生活が身近に!?姉妹都市・友好都市のメリットとデメリット
また教師の派遣や交換留学を通して、グローバル教育が進むことも期待されます。
さらに、役所にその都市の窓口ができることで、海外進出を目指す企業にとっては書類申請などがスムーズになるというメリットも挙げられます。
一方、「海外視察」という名目のもと、公務員が姉妹都市に出張し、多額の公費が使われてしまうのでは?とのデメリットが危惧されることも。
姉妹都市との国際交流に賄われる補助金目当てに、怪しい団体が現実性の乏しい活動をでっち上げ、申請してくることもないとは言えません。
一度、自分の住む街の姉妹都市を調べ、役所の予算を精査してみると、おもしろい発見があるかもしれませんね。
日本の有名・ユニークな姉妹都市・友好都市
- 福岡県福岡市×中国広州市
1979年に福岡市と中国の広州市が姉妹都市になったことを記念して、その翌年、福岡市動物園に2頭のジャイアントパンダ(シャンシャンとパオリン)が贈られました。
1980年4月1日から5月末までのたった2ヶ月間の限定公開だったにもかかわらず、入場者は約87万人!
この2頭の親善大使は見事に任務を果たし、6月2日に帰国しました。
- 三重県鈴鹿市×フランスル・マン市
鈴鹿サーキットのある三重県鈴鹿市の友好都市は、フランスのル・マン市。