2018年1月18日 19:00
【住宅ローン】借入額よりも重要な返済額!最低限知っておきたい基礎知識
借入額:3,000万円/金利:1.800%/返済期間:35年/返済方法:元利均等返済
※分かりやすさを優先し、一部端数処理等を行っています。
3,000万円の住宅ローンを借りる場合を例に考えてみましょう。金利と返済期間については一般的なものを使用していますので、現段階ではそういうものとして考えてください。
上図のように金利1.800%、返済期間35年でローンを組んだ場合、借入額は3,000万円でも、利息が約1,046万円上乗せされ、実際に返済する金額(総返済額)は4,046万円にもなります。
今、現金ならば3,000万円で買える家でも、全額ローンだと4,046万円で購入することになってしまうということです。そして、その返済は35年など、かなり長期にわたって行われるものです。
さて、例では借入額3,000万円、利息額1,046万円、総返済額4,046万円という3つの金額が分かりました。住宅ローンを借り入れる場合、その返済を無理なく行えるかが重要なポイントになります。
では、この3つの金額を見て、無理なく返済できる金額かどうかを判断することはできるのでしょうか?
2. 返済の程度を判断できる「毎月返済額」