2018年1月15日 18:30
相場より安い「再建築不可物件」を購入!リフォーム・リノベーションは可能なのか?
の場合です。しかし大規模な修繕や模様替えの場合、木造2階建て以下、延べ床面積500㎡以下の建物(4号建築物といわれる一般的な家)の場合は確認申請が不要とされています。したがってボロボロの築古物件でも増築や改築はできませんが、新築同様にリフォーム・リノベーションを行うことができます。
再建築不可物件でのリフォーム・リノベーションの注意点
再建築不可物件を購入しリフォーム・リノベーションする場合、注意したいこともいくつかあります。以下に注意点を挙げてみました。
・ローンの利用が難しい
再建築不可物件の購入には、基本的に住宅ローンは利用できません(換金しにくく、担保価値が低いため)。
・リフォーム・リノベーション費用が通常より割高になる
再建築不可物件では工事をする際、工事車両が入れない場合が多く資材の搬入が難しくなるため手間がかかります。また、現在の耐震基準を満たしていない建物が多いため、現在の耐震基準に適合するようなリノベーションが必要になります。
・予算オーバーになりやすい
予想以上に老朽化していることもあり、予算オーバーになりやすいことも注意が必要です。
再建築不可物件は、デメリットやリスクもありますが、目的によっては、いわゆるお宝といえる物件が眠っている可能性があります。