2022年5月9日 11:15
~映画「みちのく秋田 赤い靴の女の子」~ 映画上映ができるように協賛金を募集 CAMPFIREにてクラウドファンディングを開始
監獄に入れられたふじはやがて身ごもった子供を出産する。この子の一生に光を当てる。「赤い靴」のような話は当時貧しかった日本には各地であった。しかし、横浜も含め、史実として残っている例は少ない。この実話を次世代に残すことを目標として活動してきた。
*人類愛の物語
生まれた子を同名の「ハツ」という名前を付ける。この子をアメリカから宣教師として秋田にやって来た27歳のミス・ハリソンが育てる。彼女はハツをアメリカへそしてハワイへ連れていき、生涯ハツに愛情を注ぐ。
国境や民族、人種を乗り越えた物語。
*歴史にまなぶ
この時代はコレラ、天然痘、結核などの感染症に悩まされた時代であった。そして、ハツがアメリカに渡ってまもなく日露戦争があり、全米では日本人の排斥運動が燃え上がっていた。ミス・ハリソンとハツは、日系人の多いハワイに渡る。34歳の若さで、感染症の結核でハツは生涯を終える。現在、コロナ禍、そしてウクライナとロシアの戦争ということで、過去の歴史に学ぶ映画だと考える。
*草の根の制作委員会
この史実を後世に残すことを目的に映画「みちのく秋田 赤い靴の女の子」制作委員会を立ち上げた。委員は10人ほど。