2022年7月13日 11:00
「ボテロ展 ふくよかな魔法」名古屋市美術館にて7月16日(土)から開催!
日本で26年ぶりとなる本展は、今年で90歳を迎えたボテロ本人監修のもと、初期から近年まで、世界初公開作品を含む油彩・水彩・素描70点を紹介いたします。ふくらみの中に託したボテロの魔法を、ぜひ目の当たりにしてください。
フェルナンド・ボテロ《コロンビアの聖母》(部分) 1992年 油彩/カンヴァス
【みどころ】
★モナ・リザの横顔、世界初公開
フェルナンド・ボテロが世界に注目されるきっかけとなったのは、1963年、ニューヨークのメトロポリタン美術館でレオナルド・ダ・ヴィンチの《モナ・リザ》が展覧されたとき、ボテロの《12歳のモナ・リザ》がニューヨーク近代美術館(MoMA)のエントランス・ホールに展示されたことです。一夜にして、ボテロの名前はニューヨーク中に知れ渡りました。「モナ・リザ」はボテロが描き続けているテーマの一つで、本展では2020年制作の《モナ・リザの横顔》が世界初公開されます。90歳を迎えた今もなお、美術家として探求し続ける気迫の伝わる一枚です。
フェルナンド・ボテロ《モナ・リザの横顔》2020年 油彩/カンヴァス
★国内では26年ぶりの大規模展
フェルナンド・ボテロの展覧会は、1995-96年の巡回展以降、実に26年ぶりに日本国内で開催される大規模絵画展となります。