くらし情報『食材の切りすぎによる食品ロス(過剰除去)は、年間32.8万トンも!8割超が食品ロスに関心があるも、過剰除去への意識は2割以下。その野菜、切りすぎてるかも?野菜のムダのない切り方やレシピを伝授!「やさしい切りかた辞典TM」刃物メーカー貝印が8月31日(野菜の日)に公開』

食材の切りすぎによる食品ロス(過剰除去)は、年間32.8万トンも!8割超が食品ロスに関心があるも、過剰除去への意識は2割以下。その野菜、切りすぎてるかも?野菜のムダのない切り方やレシピを伝授!「やさしい切りかた辞典TM」刃物メーカー貝印が8月31日(野菜の日)に公開

その背景には、在宅勤務などにより生活にゆとりが生まれ、食べ残しを翌日に食べるようにしたり、買いものをしすぎないようすることによって、落ち着いた食生活に結びついた可能性があります。
一方で、本調査結果からは過剰除去(食べられる部分を切り取りすぎてしまう)への意識が18.3%と低くなっており、その点については何らかの対策が必要となるかもしれません。約7割の方が過去に過剰除去を経験したことがあると回答していますが、その理由についても詳細な分析が求められます。
アジアの食文化について、「中国人は味で食べ、日本人は目で食べ、韓国人は腹で食べる」ということばを聞いたことがあります。このように、見た目を重視する日本人にとって、過剰除去はある種の文化的な側面があるのですが、個人的に「もったいない」と感じていても、食べる人など他者への配慮として過剰除去されることについても注意する必要があるでしょう。
このような場合、食品ロスの削減は「環境に悪いから」と促しても、なかなか行動は変わりそうにありません。逆に、見た目を大切にする心を大切にしながらも、過剰除去していた食材を新しい食感を持つサプライズ演出につなげるなど、食べる人の食事の楽しみを考えながら取り組んだ方が得策といえそうです。

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