くらし情報『親が英語を話せなくても子どもの英語習得のためにできる2つのこと』

2022年10月18日 07:30

親が英語を話せなくても子どもの英語習得のためにできる2つのこと

がわかる研究
生後12カ月の乳児36人とその親を対象に、玩具を使って親子で遊ぶやりとりの観察研究があります。
グループ1 親が子どものジェスチャーや発声に対する反応(近寄る、微笑みかける、子どもに触れる、名前を呼ぶなど)をすぐに示す。
グループ2 親が上記のような反応を遅れて示す。

<結果> グループ1(親がすぐに反応する)の子どもは、ジェスチャー(特に、玩具を親に見せたり、玩具に手を伸ばしたりする仕草)や発声数が増え、より大人に近い発音になっていました。つまり、「親が子どもの行動にすぐ反応することが、子どもの言語発達に良い影響を与えられる」ことがわかりました。これは母語に関する研究ですが、「親が話すことば」だけでははく「親の反応」も子どもの言語発達を手助けすると考えられます。

■ エビデンス2「親の行動が子どもの語彙学習に与える効果」がわかる研究
2歳4カ月〜2歳8カ月の子ども88人を2つのグループに分け、映像から知らない語彙を学習できるかを調べた実験です。
グループ1 親は一緒に映像を見て、子どもと画面との間で視線を行き来させたり、映像に出てくる動きやセリフを真似したりする。

グループ2 親は一緒に映像を見ず、子どもの隣で書類の記入に集中する。

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