くらし情報『対面授業復活により重要度を増す災害対策本部の本格的なシミュレーション訓練を「教職学」協働で実施』

2022年10月13日 09:00

対面授業復活により重要度を増す災害対策本部の本格的なシミュレーション訓練を「教職学」協働で実施

特に今年は本学の授業が原則対面化になったこともあり、本部機能訓練の重要性が高まっています。

■訓練の特徴
本訓練はシステム理工学部 環境システム学科 市川 学 准教授(社会システム科学研究室)が監修し、当日の講師を務めました。ガイダンスの座学パートの後、実践パートでは初動体制の構築や初動対応方針の決定、被害状況の確認と対応、発災2日目に向けた準備など、病院や保健所などが実施するレベルの内容で構成されています。また、災害時のシナリオについては研究室の学生が主体となり、実際にキャンパス内の校舎の事前調査を踏まえて作成されました。
参加した教職員には、交通機関のトラブルなど時間を追うごとにさまざまな情報が与えられ、タイムリーな状況判断が求められるプログラムとなっています。

<主な訓練内容>
初動体制の構築:ICS*1(インシデント・コマンド・システム)とCSCA*2
初動対応方針の決定
災害被害発生とその対応
発生2日目に向けた準備

*1 ICS…災害現場や事件現場などの緊急時における標準化された組織マネジメント手法。
*2 CSCA…大規模災害への体系的アプローチ
C:Command and Control(指揮と連携/ICSを実行することで完了)

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