2022年10月28日 17:00
都会のオアシス「新・里山」で“生物多様性”を体感~様々な事業を紹介する「積水ハウス ストーリー」の最新情報を公開~
『新・里山』の空間が何よりも好きです。ここで働くことができて感謝しています。」(ガーデンラボ・井田さん)
また、運営をめぐっては、「新・里山」を知り尽くした積水ハウスやガーデンラボのメンバーを中心にそれぞれの視点で管理、年間計画、教育支援活動の進め方などについて毎月議論し、次世代につなげています。「新・里山」の自然を都会の子どもたちに体験してもらい、生物多様性について考えるきっかけになればと願っています。
こうして、多くの人たちの絶え間ない取り組みによって、「新・里山」は企業緑地として社会的評価を受け、数々の賞を受賞。2014年には、民間企業初として、第34回緑の都市賞「内閣総理大臣賞」を受賞しました。
月に一度の定例会議
■人、緑、生きものを結ぶ“生物多様性”の輪を拡大
生態系を再現することで、さまざまな生きものも訪れるようになりました。オープンからわずか2年で生態系ピラミッドの頂点に位置する「ハイタカ」が姿を見せ、2013年には世界に1,000羽しか生息しないサギの仲間「ミゾゴイ」が1ヵ月半滞在しました。「新・里山」は、生きものにとっても成熟した環境となったのです。
絶滅危惧種 ミゾゴイ/ハイタカ
「新・里山」