くらし情報『英語をスラスラと話せるようになるには“自動化”が重要』

2023年3月22日 17:30

英語をスラスラと話せるようになるには“自動化”が重要

「ワールド・ファミリー バイリンガル サイエンス研究所」(※以下、IBS)ではグローバル化社会における幼児期からの英語教育の有効性や重要性に関する情報を定期的に発信しています。今回は、外国語能力・スキルの熟達化と関連が深い第二言語習得における「自動化」を研究する神奈川大学の鈴木 祐一准教授にお話を伺いました。

<インタビューサマリー>
1、ネイティブ・スピーカーは「暗示的知識」を中心に使い、上級レベルの第二言語学習者は「暗示的知識」と「自動化された明示的知識」の両方を駆使して外国語を使っていることが心理学的・脳科学的研究で明らかになった。

2、意識的に学んだ文法知識は、外国語スキルを自動的に使いこなせるようになる基盤となる。

3、主に教室で英語を学ぶ日本のような環境では、知識の「自動化」を第一ゴールとして、「覚える」と「使う」をうまく組み合わせて相乗効果を生み出す「練習」が重要。

<キーワード>
暗示的知識: 無意識に学習した結果として身につくもの(意識せずに使うことがで
きる知識)
明示的知識: 教室などで意識的に学習した結果として身につくもの(意識的に使う
ことができる知識)

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