個性を育むオランダ流の教育モデル「イエナプラン」をもっと日本に!オンライン講座を4月28日から開催
小学校の一日>
イエナプラン小学校では、1~3年生と4~6年生の異年齢の子どもたちで構成したクラスを、クラスと呼ばず「ファミリーグループ」と呼びます。年少・年中・年長の子どもたちの関係を、弟子・熟練者・師匠の関係と同じように考え、それぞれの役割を持たせているのです。また、教室をリビングルームと考え、居心地が良い空間づくりを大切にしているのもイエナプランの特徴です。
一日の始まりは、子どもたちが近況などを報告し合う「サークル対話」。その後、「ブロックアワー」と呼ばれる時間では、算数や国語、地理などの基礎学力を自分の学習ペースに沿って自分で計画した学習を個別に行います。教員は子どもたちにインストラクションやアドバイスを行います。午後は、身近な出来事や社会問題をテーマに「ワールドオリエンテーション」という探求学習を行ったり、音楽や図工、演劇、プレゼンテーション、クラス会議など協働的な学びの時間となります。そして、1日の終わりは「サークル対話」で締めくくります。
■「イエナプランを学ぶオンライン講座」を開催
<講座の趣旨>
教育の目的は、「子どもたちがよりよい人生を歩めるようにすること」といっても過言ではありません。