くらし情報『みなみ福祉会で保育士全員が「ハイムリック法」を習得しお餅の詰まらせも対応 12/25までにヒヤリハット事例308件収集』

2023年12月28日 16:30

みなみ福祉会で保育士全員が「ハイムリック法」を習得しお餅の詰まらせも対応 12/25までにヒヤリハット事例308件収集

事例を事故防止に活かす】
そんな中、当法人ではより効果的な安全計画の策定に向けて、ヒヤリハット事例の収集に力を入れています。当初は「危ない状況を作ってしまった」という負い目から事例が上がらない状況が続きましたが、運営保育所同士で競わせるなど、報告を促進する仕組みを作ることで、令和3年からカウントしている3施設だけでもトータル308件と多くの事例を集めることができました。
事例の中にはおもちゃを口に入れている子どもの誤飲を未然に防いだ事例もありました。0歳から1歳のこどもが口の中にものを入れて確かめる行動はごく自然なことであり、保育所では未然に窒息事故を防ぐことはもちろん、窒息事故の対応策も求められます。笠寺幼児園では毎年すべての保育士が救命講習を受講しており、心肺蘇生法と併せて、窒息事故の対策のためハイムリック法の習得も行っています。
救命講習を受けた保育士は「実際に人形で行うことにより、どのように行うのかが分かってよかった」「復習出来て、忘れているところがあったためよかった」と意見がでました。保護者からも「緊急時の対応を学んでいる先生に子どもを預けることは安心できる」と好評です。
また、ヒヤリハット事例の収集については主任保育士から「たくさんのヒヤリハットが集まることで、対策が立てやすくなった」

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