2024年5月10日 14:00
日本数学検定協会と日本福祉大学が「スポーツと数学」に関する共同研究を開始 「誰もが参加可能なスポーツをつくる活動」と「数学的活動」を融合させた学習プログラムの構築をめざす
と「数学的活動」を融合させた学習プログラムを構築し、学校等の教育現場での実践や、カリキュラムの検討等を通じて、インクルーシブ教育の現状の課題や解決策等の発見に寄与することを研究の目的とする。
【研究の概要】
「誰もが参加可能なスポーツをつくる活動」と「数学的活動」を融合させた学習プログラムの構築と実践およびスポーツと数学の関連性についての調査研究を進める。また、学校等における「スポーツと数学」を基軸とした学習カリキュラム等の検討も進めていく。
■研究代表者によるあいさつ
【藤田 紀昭 スポーツ科学部教授/日本福祉大学】
昨年から、日本数学検定協会のみなさまにはお世話になっており、すでに協力してきた経験もあるなか、共同研究開始のセレモニーを迎えることができ、とてもうれしく感じています。当初は数学とスポーツの連携は難しいと感じましたが、打ち合わせを重ねるなかで、新しい価値を創造すること、身体を使いながら学ぶことはおもしろい取り組みだと感じるようになりました。コロナ禍により対面で接する機会が減り、コミュニケーションが苦手な子どもたちも増えつつあるので、この共同研究が役立つことを願っています。