はじまりのシングルモルト「THE GLENLIVET(ザ・グレンリベット)」創立200周年記念!対談企画「THE 初対面」最新エピソード。森山未來×ピアニスト・角野隼斗(Cateen)初共演!俳優・ダンサー・音楽の表現の原点や経験を語る
さらに、角野さんは幼少期の音楽経験が今に繋がっているという原点について語りました。
(お互いの表現について)
角野:俳優をされている時に音楽の経験が生きるとか、その逆もあったりするんですか?
森山:あると思います。技術的に身体がどういう風に動くか、コントロールできるのかっていう部分でのダンサーとしてのやり方と、それは役者という部分にもあるけれども。お互いのフィードバックみたいなものは非常にあったな。技術だけで表現って成立しないというか。その人の生き様や、自分がどういう物語、生活を紡いでいってここに今立っているのかみたいなのがすごく影響していくじゃないですか。そういう地続きの自分のコンテクストみたいなものを感じていくのに、やっぱり役者業というのは、すごく短期間だけれども、別の職業や、別の人の人生を生きるっていう、そこをちょっと垣間見るだけで自分の生きている人生とは別の視点みたいなものが獲得できるとまでは言わないけれど、垣間見れるというか。
プラス肉体、身体ってどうしても非言語で、音楽も多分そうだと思うんですけど、直感的に情報として、あるいは体験として直で入ってくるもの。
それって、演劇、言葉から生まれる芸術とはまた全然違う立ち位置なので、“いってこい“というのは非常に大きいなとは思ってます。