マーチン・スコセッシ監督の手で黒澤明監督のドキュメンタリー映画を製作か?河村光彦監督とアナハイム大学「Akira Kurosawa school of film」で日米合作プロジェクトを実施
を公開しました、映画監督の河村と申します。
ドキュメンタリー当時の私は23歳、現在63歳となりました。
私は2020年2月に胃癌、悪性リンパ腫を宣告されました。
一旦は回復したものの、2023年に小腸ガンにて悪性リンパ腫が再発。現在も通院という形で抗がん剤治療を行っております。
抗がん剤治療中の河村監督
今回のプロジェクトは黒澤明監督に誰よりも人生の影響を受け、狂わせていただいた人間として、私の命の残す限りの時間を使って彼の生き様、映画への向き合い方、そして人との向き合い方を後世に残すために起案しました。
150時間の現場記録の中で、2006年に当時の最新技術で復活した70時間のデータ、そして後に見つかり手付かずのままになっていた30時間のテープ、合計100時間分をHD画質で復活します。
そしてその100時間のデータを元に私が手がけた黒澤明のドキュメンタリー映画『Life work of Akira Kurosawa』を、アナハイム大学と共同でハリウッド映画監督を起用してリメイク。
英語版を製作・公開、その先に“人間黒澤明”の生き様を全世界に紹介し、彼の偉大な功績を後世に伝えたいと考えています。