創業150周年の滋賀・信楽の窯元「大小屋」が十割蕎麦「東雲」でグルメ本の星付き名店「櫻川」との特別懐石コースを11/5より予約開始 陶芸と美食の贅沢なガストロノミーツーリズム体験を!
という意味。エントランスに掲げられた扁額は、京都の大徳寺三玄院・長谷川和尚の筆で、店前で揺らぐ「京都草木染め 染司よしおか」ののれんは、まさに“朝焼け”を想起させるような美しい橙色。外床の白陶の版は大小屋の蛇窯で焼いたもので美しく輝きます。
扁額と外観
「京都草木染め 染司よしおか」ののれん
店内に足を踏み入れると、京都 「離世」の蛤の貝殻を原材料とした高級な胡粉のれん、そして銘木「鉄刀木」(たがやさん)の一枚板が客席テーブルとして鎮座しています。宮大工が1年以上かけて建築したという天井の高い建物で、大黒柱と恵比寿柱には昔から高貴とされる一位(いちい)の木を使い、壁は信楽の土を使った独自の土壁で仕上げました。店内の床に使われている美しい陶板も大小屋の蛇窯で焼いたもので、日本らしい「白銀比」の縦横比。一位の木や杉をふんだんに使用した店内は日本の伝統建築美を追求しており、極めて精巧で、店内に一歩足を踏み入れると、まるで禅寺の静けさと和の美しさに包まれるような特別な空間を感じていただけます。
店内
外観(撮影:JIL STUDIO)
蕎麦は独自に精製した水を使った十割蕎麦。まずは当社オリジナルの蕎麦粥専用の土鍋で煮込んだ「蕎麦がゆ」