くらし情報『Japan to the World! 世界を舞台に活躍するファッショニスタたち Vol. 1』

Japan to the World! 世界を舞台に活躍するファッショニスタたち Vol. 1

私は結婚を機にイタリアに住むことになったのですが、当時はイタリア語が話せなかったので現地での仕事が見つからず。何もできないと落ち込んでいた私にお姑さんが一緒に働こうと提案してくれたおかげで今の私がいます。イタリアで働くことに慣れて常連のお客さんにも覚えてもらえた頃に妊娠、出産をして産休を取ることになりました。産休後、いざお店に戻ってみると商品が全く入れ替わり、知らないお客さんや同僚が増えていて、なんだか自分だけ取り残されたような気分になってしまいました。焦りを感じながらも産休前と比べて仕事ができない気がするし、だんだんと自分のスタイルにも自信を失ってしまい、次第にお店に行くことが苦痛になってしまいました。それから半年後、お姑さんに退職の相談をすると「せっかくここまで成長したのに辞めてしまうのはもったいないから、自分のお店を開けば?」と提案してくれました。そんな選択肢もあるなとぼんやり考えているなか「お店を開くなら、費用が安く済むベルリンだな」と思い立ち、旅行と視察を兼ねてベルリンに行きました。ヨーロッパの大きな都市の中で比較的物価の安いベルリンは自分のお店を開くための現実的な候補地になると思ったのです。

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