Japan to the World! 世界を舞台に活躍する日本のファッショニスタたち
に注目し、人々にとって心地よいと思える衣食住とはどのようなものであるかを私たちのカタチで表現してみたいと思ったのです。No space yetは古着を売るためだけに立ち上げたのではなく、これからの活動につながるプロジェクトの第一弾です。
No space yetの最初のステップ
No Space Yetを始める直接のきっかけとなったのは知り合いに頼まれてベルリンのクラブイベントの受付として夜から朝まで働いていた時のことでした。主催者の方が私の着ていたレオパード柄のファーコートを気に入って、とても褒めてくれたのです。イベントの終わりがけに冗談半分で「これ、いくらだったら買う?」と聞いてみたらなんと意外にも興味を持ってもらえて。軽いやりとりのつもりでしたが、最終的には私が提案した50ユーロで譲ることになりました。その場で一部始終を見ていたサブリナが「これはビジネスにするべきだよ!」と私のセンスを信じて背中を押してくれたこともあり、No space yetの最初のステップが見えた気がします。
もともと服飾の専門学校に通っていた私はいろいろなものを集める癖がありました。
フリーマーケットに張り付いてお宝を探すことが大好きで、とにかくすごい量の楽しいアイテムを持っていたのです。