「おしゃれと子育てをどう楽しむ?」パリで学んだ自分スタイルの見つけ方【スタイリスト福田麻琴さんインタビュー】
でも「彼女らしさ」がにじみ出ている。そういった自分らしさに、ひとさじの流行やその時の気分を取り入れられたら素敵だなと思います。
ーソフィア・コッポラのように派手なモノを着たり持ったりしていなくても、目を惹くファッション。その秘訣はなんなんでしょうか?
福田:内面から知性がにじみ出ていて、それがアクセサリー代わりになっている気がします。だから私たちも、内面を磨いてファッションに知性をにじみ出していくしかないのかなって(笑)。
自分のファッションスタイルに迷ったら、買い物に行くのではなくて、本を読んだり、美術館巡りをしたり、家でNetflix鑑賞でもいいから新しい感性をインプットする。そうやって自分の内面をアップデートさせれば、素敵な大人に近付ける気がします!
TPOさえ押さえれば、子どもが着たい服を尊重
―子ども服選びにはどんなこだわりがありますか?
福田:息子が幼い頃は、パリのスーパー、MONOPRIX(モノプリ)で買うこともありました。パリの子ども服って、色味や素材が大人と同じで、私も着たい! と思えるものばかりなんです。日本でもフランス発の子ども服、プチバトーはよく買っていました。