「育児に悩むのは、子どもが成長している証」【2児のママ・鈴木あきえさん】が初の育児本を発売!
それはある意味、今よりも子どものことを見ていなかったからだそうです。
昔は子どもは日中友だちと外遊びをしていたし、ご近所みんなで育てていた感覚。自宅も広くて常に視界に子どもがいるわけではない。それに比べて、私は子どものことを全部見ようとしているなと。だから考え過ぎてしまうんです。
そうならないように、例えば兄妹喧嘩が始まりそうな時は、キッチンの死角に行って黙々と料理をしたり、トイレに入ったり。もちろん子どもたちの安全を確保した上で。そうすると私が口出すよりも意外と子どもたちだけで問題を解決するんですよ。そして、私もイライラが収まったら戻る。
イライラしている時って、言わなくて良いことも言ってしまうし、怒った顔ばかり見せることになる。だったら距離をとるのも一つの方法だと思います。
夫婦にも同じことが言えますよね。仕事から帰ってきて疲れている時に小競り合いをすると悪化する。だからイライラしているなって時は、一旦離れて寝る。そうすると翌朝には収まっているんですよね。
―わかります。我が家の場合、特に食事中に子どものことを見すぎてしまって、姿勢や箸の持ち方など、無駄に怒りすぎてしまうなと…。