2019年8月28日 08:45
彼と「なんとなく」惰性で付き合っているとき「あなたに考えてほしいこと」
そんな、どっちの選択肢を選んでも手詰まりみたいな人は、その手詰まりさが「問題」なのでなく、それこそが「答え」です。
なぜなら、人生って、ふつうに心地よい方を選択し続けていれば、手詰まりには陥らないから――たとえば思想家の内田樹氏はこう言います。
『たとえて言うなら、ウ●コのついたタオルか、おしっこの染みのついたタオル、どちらかで手を拭くしかない――こんな追い詰められた状況になった時は、そのずっと前に、あなたはすでに選択ミスをしていたのだ』、というのが、氏の考え方です。
たとえば、3年前になんとなく淋しくて、それゆえさほど好きではない男と付き合うようになり、そのままずるずると交際が続いたという場合。
相手を吟味することなく淋しさに理性をやられたまま交際するという判断をしてしまったのが、あなたにとってミスかもしれないですね、ということです。
■ ではどうすればいい?
3年前に判断ミスをしてしまった人は、どうすればいいのでしょうか。
経験から「今すぐ彼と別れた方がいい」と言う人がいるはずです。たとえば、判断ミスを隠しつつ彼と結婚し、その後離婚した人はきっとそう言うはずです。